WEC世界耐久選手権のLMGTEプロクラスに参戦するポルシェGTチームは、911 RSR-19で挑んだ過去2回のル・マン24時間レースで1回の表彰台しか獲得できていない。ドライバーのリヒャルト・リエツとミカエル・クリステンセンは、このル・マンにおける困難な状況に終止符を打つことを望んでいる。
ポルシェは2018年にクラス優勝を果たして以来、勝利から遠ざかっており、とくに2019/20シーズンに現行車両の『-19』を投入して以降、ル・マンでは苦戦を強いられてきた。
WEC世界耐久選手権のLMGTEプロクラスに参戦するポルシェGTチームは、911 RSR-19で挑んだ過去2回のル・マン24時間レースで1回の表彰台しか獲得できていない。ドライバーのリヒャルト・リエツとミカエル・クリステンセンは、このル・マンにおける困難な状況に終止符を打つことを望んでいる。
ポルシェは2018年にクラス優勝を果たして以来、勝利から遠ざかっており、とくに2019/20シーズンに現行車両の『-19』を投入して以降、ル・マンでは苦戦を強いられてきた。
5月7日(土)に決勝が行われたWEC世界耐久選手権第2戦スパ6時間レースで、LMGTEプロクラスを制したAFコルセのジェームス・カラドは、最終スティントでのフルコースイエロー(FCY)が51号車フェラーリ488 GTE Evo(カラド/アレッサンドロ・ピエール・グイディ組)のクラス優勝に貢献したと述べた。
カラドとピエール・グイディのフェラーリはレース終盤、クラス3番手から2番手に順位を上げてきた、ミカエル・クリステンセン/ケビン・エストーレ組92号車ポルシェ911 RSR-19(ポルシェGTチーム)に背後につかれたが、この追撃を振りきり世界タイトル防衛のための初勝利を得た。
WEC世界耐久選手権のLMGTEプロクラスにポルシェGTチームから出場するケビン・エストーレ、リヒャルト・リエツ、ミカエル・クリステンセンは、ポルシェ911 RSR-19がスパ・フランコルシャンのサーキット特性に適合していることが、同サーキットにおける近年の好結果を説明している、と述べている。
ポルシェGTチームは近年、スパ6時間レースで好成績を収めており、とくに92号車は過去2回の大会でクラス優勝を果たし、2018年と2019年には表彰台を獲得している。