10年来の分裂状態にあったカテゴリーが統合され、新たに『TC2000(ツーリスモ・コンペティション)』の名称で再出発を切ったアルゼンチン発の人気選手権、スーパーTC2000(STC2000)の第4戦がネウケンで開催され、土曜予選でわずか17歳のイグナシオ・モンテネグロ(ルノー・フルーエンスGT)がデビュー7戦目にして史上最年少ポールポジションを獲得。2ヒートの特別フォーマットで実施された日曜決勝は、今季トヨタ陣営に加入した18歳のホルヘ・バリオ(トヨタ・カローラSTC2000)がレース1を制するなど、若き新鋭が好パフォーマンスを披露する週末となった。
南米大陸最高峰の“ハイテクFFツーリングカー”を自称するSTC2000シリーズは、5月初頭に開催された第3戦より心機一転。かつて袂を分かったTC2000陣営と再合併に合意し、シリーズ名称統一を含めた再出発を切った。