ニュル24時間参戦の住友ゴム/ファルケン。シミュレーション活用でタイヤ開発期間の大幅短縮に成功

 5月24日、住友ゴム工業は5月28日にスタートを迎える第50回ADAC・トタル24時間レース(ニュルブルクリンク24時間耐久レース)の参戦概要を発表した。住友ゴムグループのファルケンタイヤヨーロッパが運営するワークスチーム『Falken Motorsports(ファルケン・モータースポーツ)』として、ポルシェ911 GT3Rの2台体制でFIA-GT3車両で競われるSP9クラスに参戦。さらに、今大会も引き続き、ファルケンブランドで同大会のオフィシャルスポンサーを務めている。

 また、ファルケンは3年ぶりにSP3Tクラスに参戦するスバルテクニカインターナショナル(STI)の114号車SUBARU WRX STIにもファルケンタイヤを供給。スバルのSP3Tクラス7度目の勝利に向けた戦いを足下から支えている。計3台の走りを通じ、欧米を中心に高い評価を得ているファルケンブランドのさらなる価値向上を目指す。

ニュルブルクリンク24時間予選はメルセデスAMG・チーム・ゲットスピードが制する。好調BMWはペナルティで後退

 現地時間5月6〜8日にかけて、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催される伝統の一戦、第50回ADAC・トタル24時間レース(ニュルブルクリンク24時間耐久レース)の予選レースウイークが行われ、メルセデスAMG・チーム・ゲットスピードの3号車メルセデスAMG GT3(アダム・クリストドーロ/マクシミリアン・ゲッツ/ファビアン・シラー組)が決勝を前にした最後の予選レース2を制し、第50回大会を迎えた24時間の決勝のポールポジションを獲得した。総合2番手には、トップチェッカーを受けるもタイム加算ペナルティを課せられたBMWジュニアチームの72号車BMW M4 GT3が、3番手にライオンスピード・バイ・カーコレクション・モータースポーツの24号車アウディR8 LMS Evo IIが続いた。