5月7日、WEC世界耐久選手権第2戦スパ6時間レースがベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで行われ、ハイパーカークラスに参戦しているTOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタGR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)が今季初優勝を挙げた。一方、もう1台のトヨタGR010ハイブリッドである8号車(セバスチャン・ブエミ/平川亮/ブレンドン・ハートレー組)はハイブリッドシステムのトラブルに見舞われ、当時首位を走りながらリタイアとなっている。
シリーズのハイライトであるル・マン24時間レースの“前哨戦”に位置づけられているWECスパは、サーキットがチームの拠点であるドイツ・ケルンから近いことから、トヨタにとっては“第2のホームレース”とされているイベントだ。