愛称「ナノテラス」 宮城の次世代放射光施設 (産経新聞)

量子科学技術研究開発機構(千葉市)などは6日、東北大(仙台市)で整備が進む次世代放射光施設の愛称を、「NanoTerasu(ナノテラス)」に決定したと発表した。「ナノレベル(10億分の1メートル)の世界を照らして観察する」という意味を込めた。機構と光科学イノベーションセンター(仙台市)が昨年1?……

RAS遺伝子野生型進行大腸癌の1次治療でパニツムマブとmFOLFOX6の併用はベバシズマブとmFOLFOX6の併用… (日経BP)

RAS遺伝子野生型で化学療法未治療の切除不能進行大腸癌に対して、抗EGFR抗体パニツムマブとmFOLFOX6の併用療法は、原発巣が左側患者および全患者の全生存期間(OS)をベバシズマブとmFOLFOX6の併用よりも有意に延長できることが明らかとなった。日本で行われた両併用療法を比較したオープンラベル多施……

化学療法既治療のHER2低発現の進行乳癌にT-DXdは医師選択化学療法より増悪や死亡のリスクを大きく低減… (日経BP)

化学療法既治療のHER2低発現の切除不能かつ/または転移を有する乳癌に対して、抗HER2抗体薬物複合体トラスツズマブ デルクステカン(DS-8201/T-DXd)が、ホルモン受容体(HR)陽性患者で医師選択化学療法よりも増悪または死亡のリスクを49%、死亡のリスクを36%低減させることが明らかとなった。また……

抗HER3抗体薬物複合体HER3-DXdがHER3を発現する転移乳癌に有効な可能性【ASCO 2022】 (日経BP)

抗HER3抗体薬物複合体patritumab deruxtecan(HER3-DXd、U3-1402)が、HER3を発現する転移乳癌に有効である可能性が明らかとなった。既治療の転移を有する乳癌患者を対象に3週おきにHER3-DXdを投与したフェーズ1/2試験であるU31402-A-J101試験で有望な抗腫瘍効果が認められた。6月3日から7日にシカゴと……

新規診断MMに対する幹細胞移植後のKRd療法はレナリドミド維持療法と比較してPFSを有意に延長【ASCO 20… (日経BP)

多発性骨髄腫(MM)に対する幹細胞移植後の治療として、カルフィルゾミブ+レナリドミド+デキサメタゾン(KRd療法)を行うことにより、標準治療であるレナリドミド維持療法と比較して無増悪生存期間(PFS)が延長することがフェーズ3試験ATLAS(NCT02659293)で示された。この試験では、サイクル6で微……

新潟市、鹿児島・出水市を初認証 (デイリースポーツ)

環境省は6日、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約の「湿地自治体認証制度」に、新潟市と鹿児島県出水市の適用が決まったと発表した。国内での認証は初。11月に中国で開かれる締約国会議で、正式な手続きを経て証書が授与される予定。有効期間は認証から6年間で、更新制とな……

未分化多形肉腫の術前補助療法にニボルマブとイピリムマブ+ニボルマブは有望、腫瘍内B細胞浸潤が予後… (日経BP)

軟部肉腫である未分化多形肉腫(UPS)に対し、術前補助療法として、ニボルマブまたはイピリムマブ+ニボルマブは有望であることが、ランダム化第2相試験の観察期間2年の結果で明らかになった。またUPSと脱分化型脂肪肉腫(DDLPS)では、腫瘍内B細胞浸潤が良好な予後因子である可能性が示唆された。…

dMMRのII期/III期の局所進行直腸腺癌への抗PD-1抗体dostarlimabの6カ月投与で全員が臨床的完全奏効を… (日経BP)

ミスマッチ修復機構欠損(Mismatch Repair Deficient:dMMR)のII期、III期の局所進行直腸腺癌に、術前に抗PD-1抗体dostarlimabを3週おきに6カ月投与することで、化学放射線療法や手術なしに治癒できる可能性が明らかとなった。小規模の前向きのフェーズ2試験でdostarlimabの6カ月投与を完了した14人全……

HER2陽性の進行胆道癌に抗HER2抗体薬物複合体トラスツズマブ デルクステカンが有効な可能性【ASCO 202… (日経BP)

HER2陽性の切除不能または再発胆道癌に、抗HER2抗体薬物複合体トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd)が有効である可能性が明らかとなった。日本で行われた医師主導多施設単群フェーズ2試験であるHERB試験の結果、良好な抗腫瘍効果が認められた。6月3日から7日にシカゴとハイブリッド形式で行われてい……

進展型小細胞肺癌の1次治療でアテゾリズマブ、化学療法にTiragolumabを追加投与してもPFS、OSは改善せ… (日経BP)

進展型小細胞肺癌(ES-SCLC)に対する1次治療として、抗PD-L1抗体アテゾリズマブ、カルボプラチン、エトポシドに加えて抗TIGIT抗体Tiragolumabを投与しても、Tiragolumabの代わりにプラセボを投与した場合と比べて有意な無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)の延長はできなかったことが明らかとな……