待ち望んだ6速MTをRZグレードに搭載
TOYOTA GAZOO Racingは、スープラの一部改良内容を発表。運動性能の進化のほか、RZグレードに待望のマニュアルトランスミッションが新規設定される。2022年夏頃より商談受付を開始し、同年秋頃から日本のユーザーにデリバリーされる予定だ。
今回の一部改良ではシャシー性能を更に熟成させることで、運動性能をより強化している。
AVSの制御やアブソーバーの減衰特性チューニングにより、ロールバランス、乗り心地性を向上し、・スタビライザーブッシュの特性変更により、操舵初期の応答性を向上。さらにシャシー制御系（AVS、EPS※4、VSC）の見直しにより、操舵フィーリング、限界域でのコントロール性を向上している（全グレード）。
そして目玉となるマニュアルトランスミッションだが、RZグレードに向けて新規開発された6速MTを搭載。コンピューターがドライバーのクラッチ、シフト操作に合わせて、最適なエンジン回転数になるよう制御するiMTを採用するほか、マニュアルトランスミッション専用の室内サウンドチューニングが行われ、加速時の盛り上がりを演出するという。
また新意匠の鍛造19インチアルミホイールを採用（RZグレードのみ）。GRヤリスやGR86と統一性を持たせつつ、スポーク形状や断面形状 を見直すことより軽量化・高剛性化を両立。1本あたり1.2kgの軽量化を実現しバネ下重量軽減による乗り心地性と操縦安定性の向上に貢献している。
新規の外板色として全グレード共通でボルカニックアッシュグレーメタリックと、ドーンブルーメタリックを新たに設定。さらにRZに台数限定で新規色マットアバランチホワイトメタリックを設定される。内装にはメーカーオプションとして、タンカラー内装を新たに採用される（RZグレードのみ）。
また車内のJBLプレミアムサウンドシステムのサウンドチューニング最適化により、音質が向上しているとのことだ。
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