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 アルファロメオF1チームのバルテリ・ボッタスは、全裸で大自然を満喫している自分の写真が反響を呼んでいることを知り、チャリティのためにその写真を販売した。わずか一日で多額の寄付金が集まったことに、ボッタスは驚いている。

 マイアミGPの数日後、ボッタスはコロラド州アスペンの渓流に全裸で寝そべっている写真をソーシャルメディアに投稿した。オフの時間を楽しんでいる時、パートナーでプロサイクリストのティファニー・クロムウェルが撮影したもので、その写真は大反響を呼んだ。

 そこでボッタスは、これをチャリティに利用することを考えた。以前メルセデスでともに仕事をした著名な写真家ポール・リプケの協力の下、一日限定で、この写真のプリントを限定販売したのだ。

 その結果、5000人の人々から申し込みがあり、ボッタスとリプケは5万ユーロ(約680万円)を慈善団体に寄付することができた。


 ボッタスは、スペインGPの週末に、「まだ1枚もサインをしていないけど、明日のサイン会で持ってくる人がいるかもね」と語った。限定販売だったため、その写真を持っている人は「とても幸運だ」とも述べている。

「(販売された)写真を飾った様子が投稿されているのをいくつか見かけた。リビングやキッチン、ベッドルームに飾られていた」

「ソーシャルメディアの力はこれほど大きいんだ。信じられないよね。誰かがお尻を出している写真によって、24時間で5万ユーロ(約680万円)の寄付金が集まったんだから」

「クレイジーだ。よく分からないけれど、でも良いことをした」

 ボッタスは写真の追加販売はないと述べている。ただ、親友ルイス・ハミルトンがこの写真を見て「今まで見たなかで最高の写真のひとつ」と絶賛していたため、ボッタスはモナコGPを前に、この希少なプリントをハミルトンに特別にプレゼントした。