第1戦/予選
岡山国際サーキット
2022.4.16 sat
地元岡山での開幕戦、予選は2番手!
1年半ぶりのフロントロウ獲得
AUTOBACS SUPER GT 2022がついに開幕戦を迎えました。K-tunes Racingにとって5回目のシーズンインは、例年どおり地元・岡山国際サーキットでの開催です。新たにベテラン・高木真一選手が加入し、新田守男選手とのゴールデンコンビ復活は大きなトピックスとして、シーズン前から大きな話題となって来ました。いよいよシーズンが始まるということで、そのゴールデンコンビのパフォーマンスが試されることになります。
4月16日(土)、公式予選が行われました。明るく晴れた空ながら、時おり強い風が吹くという天候で、やや寒さを感じるようなコンディションでした。そうしたコンディションの変化にもベテランコンビは敏感で、午前中の公式練習からタイヤのチェックを入念に行い、予選へ臨みました。
予選Q1を担当した新田守男選手は、2周かけてゆっくりとタイヤを温めると、最初のアタックで1分25秒台へ入れると、続く2度目のアタックでは1分25秒261へとさらにタイムを上げ、4番手。予選Q2進出を決めました。
新田守男選手からコンディションを含めてアドバイスを受けた高木真一選手は、全く同じように2周のウォームアップ、2度のアタックという構成で予選Q2を戦いました。1度目のアタックで1分24秒798、2度目には1分24秒318へとタイムアップしました。ポールポジションにはわずかに0秒082届かなかったものの、予選2番手を獲得しました。
ゴールデンコンビらしい息の合ったコンビネーションを見せただけでなく、しっかりと2番手という予選結果を残したのです。復活第1章は、大きな成果を上げたと言っていいでしょう。K-tunes Racingにとっては、2020年第6戦鈴鹿でのポールポジション以来、1年半ぶりのフロントロウからのスタートとなります。決勝レースは、4月17日(日)14:00スタート予定になっています。
影山正彦チーム監督
「シーズンオフのテストのときから一発の速さがあるというのは判っていたので、正直今日の予選2番手という結果に、それほど驚いているわけではありません。ふたりのドライバーがしっかりと仕事をしてくれて、チームもミスなく予選に臨めたことが、結果につながったということですね。地元岡山のスターティンググリッドがフロントロウということで、正直ホッとしています」
新田守男選手
「午前中の公式練習は気温が少し低くて、印象は良くなかったんですけど、午後の公式予選では気温も上がり、ここまでのテストでの良い雰囲気そのままに走ることができました。無事Q2へ進出できましたし、高木選手もいい走りで2番手を獲得できました。予選結果が良すぎて、明日はちょっと心配ですね(笑)」
高木真一選手
「今回サーキットに持ち込んだタイヤが、ロングも含めていいパフォーマンスを出してくれることは、午前中の公式練習で判ったんですね。タイム的にも10番手以内だったので、これは戦えるんじゃないかと思っていました。新田選手からのアドバイスを受けて、ペースを修正してアタックしたら、新田選手の言うとおりにタイムが出た、ということですね。決勝も、良い結果を残したいですね」