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 5月6〜8日にかけて、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催される伝統の一戦、第50回ADAC・トタル24時間レース(ニュルブルクリンク24時間耐久レース)の予選ウイークが行われた。予選ウイークの最終セッションとなる予選レース2のチェッカーを前に、後半セクションのプランツガルテンを担当する52歳コースマーシャルが突如意識を失い倒れ込んだ。懸命な救命活動が行われたが、残念ながらレース後に死亡が確認された。

 5月26日~29日に開催される第50回ADAC・トタル24時間レース本戦を前に、5月6〜8日にかけて、ドイツ・ニュルブルクリンクでは2回の予選レースを含めた予選ウイークが行われていた。8日、予選ウイークの最終セッションとなった3時間の予選レース2の終了間際、コースサイドでも少しずつ撤収準備の作業が進められている最中に、後半セクションのプランツガルテンを担当する52歳のコースマーシャルが、突如意識を失って倒れ込んだ。

 ただちに付近を担当するレースドクターや救急医療隊によって心肺蘇生が行われ、パドック内にあるメディカルセンターへ救急搬送された。メディカルチームによって懸命な救命活動が行われたが、残念ながらレース後にコースマーシャルの死亡が確認された。

 レースディレクターのヴァルター・ホーヌング氏は「ニュルブルクリンクで長年に渡り、献身的に活動に取り組んだモータースポーツの同士の急逝に追悼の意を表し、亡くなったコースマーシャルとそのご家族へ慎んでお悔やみを申し上げます」とにコメントを発表している。