今週末の2022年F1第5戦マイアミGPにおいて、エマーソン・フィッティパルディ、マリオ・アンドレッティ、ファン・パブロ・モントーヤの3人がマイアミGPの公式アンバサダーを務めることが明らかになった。
1972年と1974年のF1チャンピオンであるエマーソン・フィッティパルディは、長年マイアミに住んでおり、アンバサダーの任務にふさわしい人物だ。
「私が故郷とも呼ぶ場所で、真新しいF1レースに関わることができるのは大変な名誉だ」とフィッティパルディは語った。
「何年もの間、この最高の都市がF1グランプリを開催したらどれだけ素晴らしいかと考えてきた。そして今、将来のF1イベントの基準を引き上げる、19カ所のコーナーがある素晴らしいサーキットできた。ドライバー、チーム、メディア、ファン、VIPゲストの全員がマイアミGPを気に入ることは間違いない。このレースはF1カレンダーの毎年のハイライトになるだろう」
マリオ・アンドレッティは1978年のチャンピオンであり、F1史上最も成功したアメリカ人ドライバーだ。アンドレッティは次のように述べた。
「初開催のマイアミGPのアンバサダーのひとりになることは、私にとって完全なる栄誉だ」
「私はデイトナ、インディアナポリス、インディカーでも勝利を達成したが、F1で収めた成功をとても誇りに思っている。ロータスで世界タイトルを獲得し、フェラーリではイタリアGPで表彰台に上がったのだ。今もF1というスポーツを愛している。この素晴らしいサーキットでレースが始まるのが待ちきれないよ」
コロンビア出身のファン・パブロ・モントーヤは、2001年から2006年にかけてのF1キャリアのなかで7度のグランプリ優勝を果たした。モントーヤはマイアミに住んでいる。
「世界のなかでこの地域に長く住んできたので、マイアミと南フロリダが提供できるものすべてを紹介できることにとても興奮している。ここは音楽や食べ物、スポーツなどに素晴らしい場所だ。このレースに来る人はみな、ここがなぜそれほど特別な街なのか分かるようになるだろう」