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 いまやアメリカでのF1人気が本物であることは、パドックに現れたマイケル・ジョーダン、デイビッド・ベッカム、ジョージ・ルーカス、マイケル・ダグラス……といった錚々たる顔ぶれを見ればよくわかる。ゴールデンウイーク明け月曜日の早朝4時半スタートという、リアルタイムで観戦したい日本人ファンにとってはかなり厳しい時間帯となった初開催マイアミGPの週末をチーム、ドライバー、関係者のSNSで振り返る。

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レース後は3kgも体重が減っていたというレッドブルF1マックス・フェルスタッペン。脱水症状と戦いながらも逆転で2連勝を果たし、ランキングトップのフェラーリF1シャルル・ルクレールを追いかける。

2-3フィニッシュのフェラーリF1。予選でフロントロウを独占しても、レースでフェルスタッペンを抑え込むことは容易ではなかった。

ルイス・ハミルトン、マイケル・ジョーダン(NBA)、デイビッド・ベッカム(サッカー、元イングランド代表)、トム・ブレイディ(NFL)。各スポーツを代表する世界的なトップアスリート、まるで神々の集会のような光景だ。

“レジェンド”MJはフェラーリF1のピットにも訪れた。

超大物俳優マイケル・ダグラスやミシェル・オバマ元アメリカ大統領夫人など、普段のF1パドックではなかなか見掛けることのないようなビッグネームが次々に登場。セレブウォッチングも楽しいマイアミGPとなった。

■サッカー界とF1界を代表するイケメンスターの競演

マクラーレンF1のピットではデイビッド&ロメオ・ベッカム親子もF1を満喫。

ベッカムスタイルでウォームアップをするフェラーリのルクレール。サッカー界とF1界を代表する二大イケメンスターの競演は、ただサッカーボールを蹴るだけでも画になる。

ミカ・ハッキネンとデイビッド・クルサードの懐かしいマクラーレンF1コンビ。およそ四半世紀前にこのコンビが大活躍したマシンを手掛けたエイドリアン・ニューウェイが、今でも第一線で戦っているのは驚くべきことだ。

サッカー元デンマーク代表のゴールキーパーで国民的な英雄ピーター・シュマイケル氏。ハースF1ケビン・マグヌッセンは母国のヒーローとの2ショットにまるで子供のような笑顔を浮かべた。

第5戦を終え、ここまで全戦で5位以内に入賞しているメルセデスF1ジョージ・ラッセル。開幕戦以外はすべてチームメイトのハミルトンより上位でフィニッシュしているのは立派。

■幸運の赤毛? アルボン今季2回目の入賞

2台で予選Q3進出も、レースペースに苦しんだアルファタウリF1。早めのタイヤ交換で起死回生を狙ったが浮上のきっかけを掴めず13位(最終結果は12位)でレースを終えた角田裕毅。

レース終盤まで入賞圏を走行、力強い走りを見せていたが、師と慕うアストンマーティンF1セバスチャン・ベッテルとの接触によりF1初入賞がおあずけとなったハースF1ミック・シューマッハー。

土曜のFP3でマシンを大破させ、予選に出走できなかったアルピーヌF1のエステバン・オコン。オーバーテイクが難しい市街地コースで絶望的ともいえる最後尾スタートから、粘り強く9位でゴール。チームメイトのフェルナンド・アロンソのタイムペナルティにより8位に繰り上がった。。

髪を赤く染めてイメチェンのアレクサンダー・アルボン、9位で今季2度目の入賞。

2戦連続でノーポイントのレースが続いていたフェラーリF1カルロス・サインツは、マイアミで悪い流れを断ち切る3位表彰台を獲得。次戦は地元スペイン、そろそろF1初優勝を決めたいところだ。