AUTOBACS SUPER GT 2022 SERIES
Round1 OKAYAMA GT 300km RACE
予選日に続き晴天に恵まれた岡山国際サーキット。昨年は感染症対策のため実施が見送られたピットウォークも開催されStudie BMW M4は待ち望んだ多くのファンに囲まれ期待の高さを感じられる。
決勝に先立って行われたウォームアップ走行は荒選手からスタートし、アウグスト・ファルフス選手へ交代し、決勝に向けたセットアップを確認した。
決勝
2022年シーズンスタートとなる300kmレースのスタートドライバーは荒選手が担当。前日の予選によりGT300クラス7番手からのスタートとなるStudie BMW M4は定刻の14時00分にフォーメーションラップへ向けてグリッドを離れた。
クリーンなレーススタート後、安定した走行で7番手ポジションをキープ。前を走る9号車の後ろについていく周回が続いた。20周目には後ろを走る88号車が迫り、7番手ポジションを守る周回が続く。
30周目、ピットストップを行い、ファルフス選手へ交代。アウトラップから安定した走行で、GT300クラス各車ピットストップが完了した45周目には5番手ポジションとなった。50周目には後ろを走る88号車、10号車と5番手争いを続けるが、55周目に88号車がスピン。変わって後ろには96号車が迫る。
60周目、コーナーで並んだ96号車がそのまま前を走るGT500車両と接触し、その後1コーナーで車両ストップ。ファルフス選手はその車両をうまく避けて5番手ポジションをキープしたが、ストップ車両回収のため、FCY(フルコースイエロー)が提示された。63周目にFCYが解除されると7号車を先頭に8台で5番手争いが繰り広げられる。
後ろに迫る車両をファルフス選手が絶妙なポジションで防ぐ緊張感のある走行が続く。動きがあったのは70周目、ペースの速かった6号車にコーナーで並ばれると先行を許し6番手にポジションダウン。その直後、変わって後ろについた55号車とヘアピンで接触し、押し出される形でスピン。車両ストップしてしまい、このレースを終えた。