スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、4月16日に岡山国際サーキットで開催されたスーパーGT第1戦の公式練習で、GT300クラスの初参戦ドライバー等に課されるルーキーテストについて、Studie BMW M4のアウグスト・ファーフスが合格したと発表した。
スーパーGTでは、スポーティングレギュレーションの第4条 競技許可証(ライセンス)2.、および付則-6のルーキーテスト規定下記にしたがい、下記に該当する者はルーキーテストに参加しなければならない。ドライバーごとの複数周回の平均ラップタイムや走行マナー(スピンやコースアウトすることなく、連続して12周をレーシングスピードで安定して走行する)を材料に、GTAがスーパーGTのドライバーとしてふさわしい技術を保有しているか否かを総合的に判断する。該当項目は下記のとおりだ。
(1)スーパーGTのレース競技会に初めて参加するGT300クラスのドライバー
(2)2シーズン以上スーパーGTレース競技会に参加していないGT300クラスのドライバー
(3)GTAより指名されたドライバー
2022年については、4月9日付けで新型コロナウイルス感染拡大にともないブルテンが出され、2021年に続き「GTA公式テスト、または参加する競技会の前に実技試験が実施できないドライバーは、当該競技会の公式練習またはフリー走行での実施が認められる」とされている。
今回の第1戦では、2017年以来の参戦となり、ギリギリのスケジュールのなかで来日を果たしたBMW Team Studie × CSLのアウグスト・ファーフスが、公式練習を使ってルーキーテストを受け合格。決勝レースへの出走が認められている。