創設2年目となる2022年から、当初の計画どおり“グローバル・シリーズ”へと変貌を遂げる北米発の『Nitro Rallycross(ナイトロ・ラリークロス/NitroRX)』に向け、フル参戦を表明している元F1王者ジェンソン・バトンだが、新規導入が予定されるフルエレクトリックSUVによる『グループEクラス』出場に際し「事前の契約上の約束」を基準に3戦の欠場を表明。そこには地元イギリスでの開幕戦リデンヒルも含まれており、代役にはWRC世界ラリー選手権5勝を記録するクリス・ミークの起用がアナウンスされた。
北米での初年度を終え、今季2年目を迎えるシリーズは、この6月のイギリス・リデンヒルからスウェーデン、フィンランド、カナダ、サウジアラビアなど3大陸を経て、2023年3月に地元北米でフィナーレを迎える全10戦のカレンダーを公開。改めて、創設当初から掲げてきた「世界進出の野望」を具現化させることとなった。