DRRが「最初の2台」の体制発表。アンドレアス・バッケルドとロビン・ラーソンを起用/NitroRX

 2022年から“グローバル・シリーズ”へと変貌を遂げると同時に、シリーズ自ら「史上最速のラリークロス車両」と称するフルエレクトリックSUVによる『グループEクラス』を創設する『Nitro Rallycross(ナイトロ・ラリークロス/NitroRX)』だが、その初期カスタマー候補としてリストアップされていたドライヤー&ラインボールド・レーシング(DRR)が新体制を発表。2021年のEuroRX1王者に輝いたアンドレアス・バッケルドと、同じく2014年の欧州王者であるロビン・ラーソンの実力派を起用し、新たにモンスターエナジーRXカルテルのエントリー名で参戦することをアナウンスした。

 北米発のラリークロス・シリーズとして、実質的にGRCやARXの後継に位置付けられるNitroRXは、ラリーやラリークロス界のトップ選手として活躍するトラビス・パストラーナが創設した新たなチャンピオンシップとして、2021年に本格的なシリーズ戦が開催された。