【タイム結果】2022鈴鹿8時間耐久ロードレース タイヤメーカーテスト・特別スポーツ走行

 6月10日、三重県・鈴鹿サーキットで2022FIM 世界耐久選手権第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会に向けたタイヤメーカーテストと特別スポーツ走行が2回ずつ交互に行われ、Team HRCが2分05秒737のトップタイムをマークした。

Team HRCが2分05秒台でトップタイム。カワサキはレオン・ハスラムが走行/鈴鹿8耐テスト

 6月9日、8耐特別スポーツ走行・4メーカー合同テストが三重県・鈴鹿サーキットで始まった。8月7日開催の鈴鹿8時間耐久ロードレースに向けて行われたもので、参戦権を獲得したチームが3セッションの走行を行った。

 この日は、天候が良く、最高気温が25度で路面温度も上がっていた。特別スポーツ走行の3回目が開始されて早々にS字で転倒があり数分赤旗中断、4メーカー合同テストの3回目にコース上にデブリがあり一時中断された以外には大きなトラブルはなかった。

【タイム結果】2022鈴鹿8時間耐久ロードレース 特別スポーツ走行・4メーカー合同テスト

 6月9日、三重県・鈴鹿サーキットで2022FIM 世界耐久選手権第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会に向けた特別スポーツ走行と4メーカー合同テストが3回ずつ交互に行われ、Team HRCが2分05秒737のトップタイムをマークした。

Honda Dream RT 桜井ホンダ、2022鈴鹿8耐に濱原颯道、日浦大治朗、國井勇輝を起用

 5月31日、Honda Dream RT 桜井ホンダ(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)は8月7日に鈴鹿サーキットで開催される『2022FIM世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会』に濱原颯道、日浦大治朗、國井勇輝の3人を起用すると発表した。

 全日本ロードレース選手権にフル参戦し、1989年から鈴鹿8耐に参戦しているHonda Dream RT 桜井ホンダは、2003年には鈴鹿8耐で優勝を飾った実績がある。

原田哲也監督率いるNCXX Racing、2022鈴鹿8耐に伊藤勇樹、南本宗一郎、井手翔太を起用

 5月27日、NCXX Racingは8月7日に鈴鹿サーキットで開催される『2022FIM世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会』に参戦する主なチーム体制を発表した。

 NCXX Racingは、2014年から鈴鹿8耐に参戦しており、2016年と2017年に2年連続でSST(スーパーストック)クラスで3位表彰台を獲得。2チーム体制となった2018年はNCXX RACING & ZENKOUKAIが優勝を果たし、2019年は2位となるなどの活躍を見せるSSTクラスのトップチームだ。

2022鈴鹿8耐:カワサキの新チーム『Kawasaki Plaza Racing Team』から岩戸亮介、岡谷雄太、清末尚樹が参戦

 5月25日、カワサキモータースジャパンは8月7日に鈴鹿サーキットで開催される『2022FIM世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会』に『Kawasaki Racing Team Suzuka 8H』と『Kawasaki Plaza Racing Team』が参戦すると発表した。

カワサキ、2022鈴鹿8耐の参戦体制参戦。SBKライダーのレイ&ロウズ&ハスラムを起用

 5月25日、カワサキモータースジャパンは8月7日に鈴鹿サーキットで開催される『2022FIM世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会』に『Kawasaki Racing Team Suzuka 8H』が参戦すると発表した。

 カワサキのファクトリーチームとなるカワサキ・レーシング・チーム(KRT)は、2001年を最後に鈴鹿8耐から撤退して、国内でのファクトリー活動を休止していた。その後、2014年には、Team Greenが復活を遂げてカワサキのトップチームとして鈴鹿8耐に参戦。2016年、2017年に2位表彰台を獲得したが勝利には届かなかった。

岩﨑哲朗の意志を継いで。3度目の正直で鈴鹿8耐トライアウトを通過したOGURA CLUTCH ORC with RIDE IN/全日本ロード

 2022年全日本ロードレース選手権第2戦鈴鹿2&4レースのJSB1000クラスでは、熾烈な表彰台争いがあったが違うドラマもあった。4月23日に開催されたレース1では8耐トライアウトも行われ、武田雄一がトップでフィニッシュ。OGURA CLUTCH ORC with RIDE INは鈴鹿8耐の本戦出場権を獲得したが、それまでに幾度となく試練を乗り越えてきたのだ。

TONE RT SYNCEDGE4413 BMW、第3ライダーに中冨伸一を起用。EWCは鈴鹿8耐と初のボルドール24時間に参戦

 5月12日、TONE RT SYNCEDGE4413 BMWはレギュラーライダーの星野知也、石塚健に加えて、第3ライダーに中冨伸一を起用すると発表。また、2022年FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦鈴鹿8時間耐久ロードレースおよび第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースの2戦に参戦することをアナウンスした。

 全日本ロードレース選手権に参戦しているTONE RT SYNCEDGE4413 BMWは、EWCにおいても輝かしい成績を残している。2019年の鈴鹿8耐では、星野、渥美心、石塚のトリオで戦い、総合14位に入ってSST(スーパーストック)クラスでは優勝を果たした。翌2019-2020シーズン第2戦セパン8耐では、SSTクラスで最上位グリッドを獲得し、レースでは総合15位、SSTクラス3位と表彰台に上がっている。

鈴鹿8耐、3年ぶり開催に向け6月19日よりチケット販売開始。ヤング割0円キャンペーンは16歳~24歳まで特別招待

 5月12日、ホンダモビリティランド株式会社は三重県・鈴鹿サーキットで8月4~7日に開催される『2022 FIM世界耐久選手権(EWC) “コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会』のチケットを6月19日(先行販売は6月13日)から販売すると発表した。

 1978年に初開催されて以降、夏の一大イベントとして親しまれている鈴鹿8耐。2020・2021年は新型コロナウイルスの影響で中止されたが、今年は3年ぶりの開催に向けて準備が進められている。