ナッツ類によるアレルギーが急増しているなか、消費者庁が「くるみ」の食品表示を今年度中に義務化する方針を発表しました。くるみアレルギーに悩む女性を取材しました。 ■くるみアレルギー10倍…意識障害も 岡田咲紀さん(19):「顔全体に湿疹が出てしまったり、部室に着くころには、真っ青になっち……
大阪・池田小襲撃21年 人守る人育成、追悼式で誓い (毎日新聞)
大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)で児童8人が殺害され、教員2人を含む15人が重軽傷を負った乱入殺傷事件から21年となった8日、同小で追悼式典「祈りと誓いの集い」があった。遺族、児童、教職員らが犠牲者の冥福を祈った。 8人の名前が刻まれた「祈りと誓いの塔」では、事件発生時刻の午前10……
中澤雄大さん 庶民描いた人生伝える 『狂伝 佐藤泰志-無垢と修羅』刊行 (毎日新聞)
芥川龍之介賞に5回、三島由紀夫賞に1回ノミネートされながら受賞に至らず、自死するも、近年見直しが進んでいる作家、佐藤泰志(1949~90年)の評伝『狂伝 佐藤泰志―無垢と修羅』(中央公論新社)が刊行された。著者でノンフィクション作家の中澤雄大さん(55)は「狂おしいほどまでに文学に打ち込ん……
【独自】山の所有者激怒「間伐」のはずが…ヒノキ6000本“勝手に”伐採 災害リスクも (テレビ朝日)
静岡県の山林で所有者の意向に反して、多くの木が伐採されました。伐採されたのは、高さ15メートルほどのヒノキ。その数は6000本以上です。激怒する所有者を取材しました。 ■“間伐”のはずが…「まるでゴルフ場」 南アルプスにほど近い、山あいの上空。 山林の所有者:「際限なく切っているね、これ……
東京・秋葉原殺傷14年 「語り継ぎ、風化防ぐ」 友人ら献花 (毎日新聞)
東京・秋葉原で2008年に17人が死傷した無差別殺傷事件は8日、発生から14年を迎え、犠牲者の知人らが朝から現場近くの交差点で冥福を祈った。 事件で亡くなった宮本直樹さん(当時31歳)と情報処理の専門学校時代に同級生だったという横浜市の会社員、秋山茂さん(44)は昨年に続き献花に訪れ、「宮本、……
養老孟司さんに聞く「ひとはなぜ戦争をするのか」 攻撃性と傲慢さの表れ (毎日新聞)
なぜ、戦争をするのか――。平和への根源的な問いかけをテーマにしたアインシュタインとフロイトの往復書簡に、その理由を求める人が増えているという。ウクライナ侵攻が進む今、往復書簡を収めた本の解説を書いた解剖学者の養老孟司さん(84)と共に、戦争の暴力性について考えた。 往復書簡が収めら……
展覧会 UNZEN--「平成の島原大変」:砂守勝巳と満行豊人をめぐって 表現の根源的意味=評・高橋咲子 (毎日新聞)
災害と芸術との関係は、特に東日本大震災以降、しばしば取り上げられるようになった。災厄を表現することへのためらいも聞かれるなか、本展は雲仙・普賢岳の噴火災害を通し、表現を学ぶ学生が訪れる場で、表現行為の根源的意味を問いかけている。 多摩美術大芸術人類学研究所の主催。同研究所の椹木野……
バス停探訪の写真展 並べて見える社会 (毎日新聞)
全国のバス停を撮り続ける東京都杉並区の会社員、柴田秀一郎さん(58)が16~27日、新宿区西新宿1のOM SYSTEM PLAZA(旧オリンパスプラザ東京)で写真展「バス停探訪の旅~標(しるべ)バス停第二章」を開く。 1998年からバス停をモチーフに取材を重ねる柴田さん。四半世紀続けるなかで、バス……
ドナルド・キーン生誕100年 戦後最大の知日派学者 イベント・企画展、各地で (毎日新聞)
今年は2019年2月に亡くなった日本文学者、ドナルド・キーンさんの生誕100年に当たる。各地で企画展やイベントが続いており、日本の魅力を世界に伝えた偉業に改めて注目が集まっている。 キーンさんは1922年6月18日、米ニューヨークで生まれた。地元のコロンビア大学在学中だった18歳の時に英訳の「源氏……
一橋大の留学生向け入試で数学の問題が流出か 警視庁が捜査 (朝日新聞)
警視庁本部 [PR] 今年1月に行われた一橋大学(東京都国立市)の外国人留学生向けの入学試験で、数学の問題用紙の画像が試験中にSNSを通じて外部流出していたことが、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は、不正が行われた可能性があるとして大学から被害届を受理し、偽計業務妨害容疑で調べている。……