ローマ皇帝のメンタルトレーニング 作者:ドナルド・ロバートソン CCCメディアハウス Amazon 英語圏で定期的に出版されている、ストア哲学をライフハックや自己啓発に活かす方法を説くタイプの本だ*1。 本書の特徴のひとつは、数多くいるストア哲学者のなかでもローマ皇帝のマルクス・アウレリウスを主人公としている…
なんとなく辛い時、みんなどうしてるか知りたい
最近プライベートで色々とあり、仕事もいまいちうまくいかない日々が続いているせいか、本当に何もやる気が起きない時がここ十日ほど続いている。 一日のうちに、色々考えられる時間と「もうなんかどうでもいいや」って思う時間が交互に来る感じ。 これまで楽しめてたエンタメも、「いいね〜」と思える時と「これに比べ…
育児漫画描く親とその子
インスタでもツイッターでも育児漫画描いてる母親がわりといるけど、その題材となってる子が成長してからその育児漫画読んでどう思うか聞いてみたい。 自己憐憫にびんびんな漫画とかキラキラハッピー育児漫画とか色々あるけど漫画の中で描かれてる母親のセルフイメージと子供から見た母親のイメージとの乖離がどんなもん…
SNSでのコミュニケーションは怖い、なんてない。【前編】|名越 康文
1984年に日本にインターネットが登場してから今年で38年、“対話”の形は大きく変化した。それまでは電話や手紙といった「相手の顔が見える」対話が主流だったが、インターネットが一般的に利用されるようになって以降、「相手の顔が見えない」匿名性の高い対話も珍しくなくなってきた。特に、SNSが発達して以降その傾向は…
バイト先のパン屋でセレブなマダムと一緒に毎日パンを捏ねていた→ある日マダムが働いている理由を聞いたが重みのある内容だった
ふくふう @FukuFuu15 @dosukoi_riki4 平成時代の話で恐縮ですが、バイト先(パン屋)で優雅マダムと一緒に毎日生地こねてました。ベンツ乗ってシャネルで通勤されてましたが、ある日のお昼休み「でもね。車も服も夫が買ってくれた物。つまり家に私の物はないの。それがどういう事かわかるかしら?」と仰ったのを今でも時…
きみが家族じゃなかったらよかった(姉のはなむけ日記)|岸田 奈美
送迎車のためならエンヤコラと大分県別府市の車屋さんまで行ったら、なんと、ほぼ新車のセレナと出会えたのだった! 車屋の馬〆さんから、くわしい仕様や納期の説明を受けていると。 電話が鳴った。 グループホームの責任者、中谷のとっつぁんからだ。ちょうどよかった。セレナを入手できたって言おう。喜ぶぞォ。 「も…
劇的に銃撃事件を減らしたとされるオーストラリアの妙策とは?
2022年5月25日、アメリカ・テキサス州にある小学校で銃撃事件が発生し、生徒と教師合わせて21人が死亡しました。この事件を受け、海外メディアVoxのザック・ボーシャン氏は「1990年代後半にオーストラリアがとった方針に着目する価値がある」として、銃器による殺人を7年間で40%以上減らしたとされるオーストラリアの策…
職場のいじめを目撃しても大半の人がただ「傍観するだけ」の心理的な理由 | 建設的に解決するにはどうすれば?
いじめを「ただ見ているだけ」の人たち ある同僚が、誰かを繰り返しいじめている場面に遭遇したとしよう。あなたならどうするだろう? 自分ならきっと、止めるために干渉するはず──誰もがそう思いたいものだ。 だが調査によると、組織の中でいじめを目撃した従業員のほとんどが、被害者を助けるために行動していない(…
発達障害の「生きづらさ」とは?
今日は、精神科の日常的な活動のなかで出会い、考えさせられた出来事について書いてみたいと思う。 これは、けっして発達障害の専門的な話ではない。 ただ、発達障害と指し示される人々、ひいては人間全般についてこういう考え方のアングルもある、ということを示すには一例にはなっていると思う。 ASD(自閉スペクトラム…
誰も意見を出さない“お通夜”ミーティングを変えるには? 「最初の問いかけ」の工夫で高まる、チームの心理的安全性
会社の問題とズレている“ハズレの研修” 石井遼介氏(以下、石井):では安斎さん、よろしくお願いします。 安斎勇樹氏(以下、安斎):はい。先ほども冒頭でご説明した通り、『問いかけの作法』は石井さんの本(『心理的安全性のつくりかた』)がベストセラーになってから、そのブームに乗っかっていくかたちで出しまし…