バブル期“究極の寝台列車”どんだけすごかったか! 伝説の24系客車「夢空間」

バブル絶頂期の1988年、遠くパリから海を越え「オリエント急行」がやって来ます。日本のJR線を走り大人気を博すと、JR東日本は翌年、3両の豪華車両「夢空間」を新造。これは国内の鉄道史でも最上位の豪華車両でした。

ブルートレインのクルーを解放した“オール電化”食堂車「ナシ20形」 超繁忙の在りし日々

旧国鉄のブルートレインこと20系客車は、3等座席車でも冷房を完備し、明るい蛍光灯を備えるなど時代の先端を行き「走るホテル」と呼ばれました。その顔ともいえる食堂車「ナシ20形」のクルーは多忙な日々を送っていたようです。

唯一立ち入れた御料車がある!? マロネフ59形 皇族以外も乗せた数奇な歴史

京都鉄道博物館にはマロネフ59形という寝台車が保存されています。これは元々、戦前に製造された皇族・貴賓用1・2等寝台車です。豪華なのはいうまでもありませんが、まず立ち入れない皇族専用車両の中で、唯一公開されたことがあるのです。