勝田貴元、難コンディションのWRCクロアチアで6位入賞「以前だったら、攻めすぎてミスを冒したかも」

 4月21日から24日かけて、WRC世界ラリー選手権第3戦クロアチアが同国の首都ザグレブを中心に開催された。このラウンドにTOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションから参戦した日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、降雨の影響で非常にトリッキーなコンディションとなったターマック(舗装路)ステージに苦戦しながらも、総合6位入賞を果たした。

 今年1月と2月に行われた開幕2戦と同様に、コドライバーのアーロン・ジョンストンとともに今季第3戦を迎えた勝田は、昨年の大会でベストタイムを2回刻んだこのクロアチアに期待を持って臨んだ。

逆転優勝のロバンペラ、最終SSは「行くしかないとハードに攻めた」/WRC第3戦 デイ3後コメント

 4月24日、WRC世界ラリー選手権第3戦クロアチアの競技最終日となったデイ3は、SS17~20の計4SSが行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が逆転に次ぐ逆転劇で今季2勝目を飾った。そんな『クロアチア・ラリー』の全日程を戦い終えたトヨタ、ヒョンデ(旧ヒュンダイ)、Mスポーツ・フォードの各陣営からドライバーコメントが届いている。

■Mスポーツ・フォードWRT

トヨタ、最終SSで逆転優勝。驚速ロバンペラに指揮官も舌を巻く「理解できないくらい速い」/WRC第3戦

 4月24日、WRC世界ラリー選手権第3戦クロアチア・ラリーの最終日、デイ3のSS17~20がクロアチアの首都ザグレブの北側エリア行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が優勝を飾った。チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合5位、デイ1でのデイリタイアを経てデイ2より再出走したエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、総合49位でフィニッシュしている。

 今季初めてのフル・ターマッック(舗装路)ラリーとして開催されたクロアチア・ラリーの最終日は、サービスパークの北側エリアで2本のステージを各2回走行するスケジュールで争われた。

パンクでタイム失い「少し難しい状況になった」とロバンペラ/WRC第3戦クロアチア デイ2後コメント

 WRC世界ラリー選手権第3戦クロアチアは4月23日、競技2日目に入りデイ2のSS9~16が行われた。前日のデイ1で後続を1分以上引き離してみせたカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が依然としてラリーをリードしているが、総合2番手につけるオット・タナク(ヒョンデ[旧ヒュンダイ]i20 Nラリー1)の猛チャージにより、その差は19.9秒に縮まっている。そんなデイ2の走行を終えた各陣営からドライバーコメントが発表された。

■Mスポーツ・フォードWRT

TOYOTA GAZOO Racing WRT 2022年WRC第3戦クロアチア デイ2レポート

WRC第3戦クロアチア・ラリー デイ2 困難な状況を切り抜けロバンペラが首位を堅持 エバンスは総合5番手に順位を上げる  4月23日(土)、2022年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦クロアチア・ラリーの競技2日目デ …

SS1でクラッシュのラッピ「自分の愚かなミスが腹立たしい」WRC第3戦クロアチア デイ1後コメント

 4月22日、WRC世界ラリー選手権第3戦クロアチアの競技がスタート。ラリー初日のデイ1はSS1~SS8が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が、6本のステージでベストタイムを記録する快走で総合トップに立っている。そんなデイ1の戦いを終えたトヨタ、ヒョンデ(旧ヒュンダイ)、Mスポーツ・フォードのドライバーによる初日のコメントを紹介する。

■Mスポーツ・フォードWRT

トヨタ、WRCクロアチアで今季2勝目を狙う「GRヤリスの開発を進めることができた」とラトバラ

 WRC世界ラリー選手権に参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRTは4月21~24日、クロアチアで開催される2022年シーズン第3戦『クロアチア・ラリー』で、トヨタGRヤリス・ラリー1による今季2勝目を目指す。

 チームは約2カ月ぶりに再開される、シーズンの第3ラウンドとなる今戦に計3台のGRヤリス・ラリー1を投入。エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組と前戦スウェーデンを制しランキングトップに立ったカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組、そして第2戦で3位表彰台を獲得したエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組の3組が引き続きラリーを戦っていく。