7月にスウェーデンの“聖地”ホーリエスで開幕を迎えるWorldRX世界ラリークロス選手権と、その併催イベントとしてシーズン第2戦を予定するEuroRX1クラスに向け、WRC世界ラリー選手権ドライバーのオリバー・ソルベルグが自身約2年ぶりのラリークロス参戦を表明。2018年にRallyXノルディックでタイトルを獲得した20歳の精鋭が、強豪ヘドストロム・モータースポーツの招きを受け、父ペターの運営するPSRXによる技術改修も施された『ヒョンデi20 RXスーパーカー』のステアリングを握る。
WRCとWorldRXの双方でワールドチャンピオンを獲得した父ペターより、ドライビングの英才教育を受けてきたオリバーは、2年前には同トラックで父のドライブした『シトロエンDS3 RXスーパーカー』のステアリングを握り、WorldRX4冠のヨハン・クリストファーソンやロビン・ラーションらを相手に3位表彰台を獲得するなど、早くからその非凡な才能を披露してきた。