「(精神が)病んでいる」ってどういう状態? (日経BP)

前回まで、精神疾患の分類法とそこから見える精神医学の脳、神経、心、精神の捉え方、その違いについて説明してきました。では、その「精神が病んでいる」とは何でしょうか? 精神科で言う疾患とは? そもそも病気とは何でしょうか? 今回はこういうことについて話していきたいと思います。 最初に一言……

感染症はグラム陽性球菌、グラム陰性桿菌、耐性菌の3つを意識しよう (日経BP)

長崎医療センターの指導医である永井友基氏や仲間の医師、その医師らが教える研修医たちを中心にリモートで定期開催されている「みんほす!(みんなで楽しくHospitalistになろう勉強会)」の模様をお届けします。テーマは感染症で、本レクチャーの対象は初期研修医です。記事末尾に本勉強会の紹介もし……

眼科領域における初のバイスペシフィック抗体 (日経BP)

2022年3月28日、抗血管内皮増殖因子(VEGF)/抗アンジオポエチン(Ang)‐2バイスペシフィック抗体のファリシマブ(遺伝子組換え)(商品名バビースモ硝子体内注射液120mg/mL)の製造販売が承認された。同薬は22年5月25日に薬価収載予定である。適応は「?中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性、?……

専攻医集めの要、プロファイリングとリクルートミーティング (日経BP)

とよおかたつし氏〇山形県出身。2018年日本医科大学卒、恵寿総合病院(石川県七尾市)で初期研修を行い、藤田医科大学 総合診療プログラムにて専攻医研修中。 こんにちは! 藤田医科大学 総合診療プログラム(藤田総診) 専攻医3年目の豊岡達志と申します。私は現在、専攻医として総合診療の研修を行い……

待ったなし! 医療・介護現場への“攻撃”を防ぐ (日経BP)

医療と介護の経営情報誌『日経ヘルスケア』の5月号は、「医療・介護現場への“攻撃”に備える」がテーマです。医療機関・介護事業所の従事者などの暴力・ハラスメント事件が社会問題化しています。大阪市北区のクリニック放火殺人、埼玉県ふじみ野市の在宅医射殺事件と、医療従事者が標的となるような……

熱傷患者の敗血症診断に有望なマーカー候補は? (日経BP)

オーストラリア・アルフレッド病院のAndrew T. Li氏らは入院中の熱傷患者の敗血症を早期診断するためのバイオマーカーの診断能を評価し、N末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-pro-BNP)、1回拍出係数(SVI)、腫瘍壊死因子(TNF)-α、受傷後14日目のセルフリーDNA(cfDNA)が非常に有望であるこ……

炭素で「メビウスの輪」 (デイリースポーツ)

帯にひねりが加わり環状になった「メビウスの輪」の形の炭素でできた分子を世界で初めて合成したと、名古屋大トランスフォーマティブ生命分子研究所の伊丹健一郎教授(合成化学)らのチームが19日付の英科学誌に発表した。「メビウスカーボンナノベルト」と命名。これまでの炭素物質にはない新たな性質……

スティーブ・ジョブズの壺(つぼ) (NHK)

iPhoneやマッキントッシュなど、革命的な製品を次々と生み出したスティーブ・ジョブズの「美の原点」に、彼が10代の頃に親友の家で目にした日本の美術品「新版画」があったことは、去年7月のWEB特集で紹介した。 その後、ジョブズの日本での足跡をさらに取材すると、彼が焼き物に大変な興味を持ち、ギ……

地上30キロ、成層圏から地球眺めませんか 札幌のベンチャーが構想 (朝日新聞)

滑走路上で、ヘリウムガスを入れた気球を空に放つ作業をするスタッフたち=2022年5月19日午前7時27分、北海道大樹町 [PR] 「宇宙の入り口」から丸い地球を眺められたら――。そんな夢を札幌市のスタートアップ企業が追いかけている。「宇宙の入り口」とは、高度25~30キロの成層圏。そこで人を乗せた気……

ネアンデルタールの首飾り クロアチアの遺物が語る知性 (日経サイエンス)

2021年3月,テキサス州とミシシッピ州が保健当局の助言に反して新型コロナ感染症パンデミック対策の1つであったマスク着用義務を撤廃したとき,バイデン大統領(Joe Biden)は両州の知事を「ネアンデルタール人的思考」だと非難した。バイデンが早すぎる制限緩和を懸念した点は正しかったが,私たちの……