二輪駆動車、火山灰アウト 12センチ積もると立ち往生 (産経新聞)

実験でブレーキのかかり方を調べる車=2021年10月、山梨県富士吉田市(山梨県富士山科学研究所提供)山梨県富士山科学研究所などの研究グループは23日までに、火山灰が12センチの厚さで積もると二輪駆動の自動車は動けなくなるとの実験結果をまとめた。吉本充宏主幹研究員は「1台止まれば道路は使えな……

COVID-19後遺症を包括的に評価する尺度を作成 (日経BP)

英国Birmingham大学のSarah E Hughes氏らは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症が患者に及ぼす影響について幅広く評価する質問票形式の包括的スケールSBQ-LC(symptom burden questionnaire for long covidバージョン1.0)を作成し、2022年4月27日のBMJ誌電子版に報告した。 COVID-19から……

7月の集中豪雨、45年間で3・8倍に…温暖化の影響で線状降水帯が発生しやすく (読売新聞)

7月の集中豪雨の発生頻度が2020年までの45年間で3・8倍に増加したとする分析結果を、気象庁気象研究所が発表した。気象研は地球温暖化などの影響で、線状降水帯が発生しやすくなったとみており、警戒を呼びかけている。線状降水帯が発生した九州豪雨では、球磨川が氾濫して甚大な被害が出た(2020年7月……

拙速な思考は陰謀論に弱い (日経サイエンス)

あなたは大きな決断を下す際,事前にどのくらいの時間をかけて調べるだろうか? 実のところ,多くの人はほとんど時間をかけない。例えば自動車を購入する場合,ほとんどの人はせいぜい2軒のディーラーに足を運ぶだけだ。どの医師にかかるかを選ぶ場合も,多くの人は友人や家族の薦めを参考にするだけで……

メディアリテラシー教育 手探り続く米国の苦悩 (日経サイエンス)

教師歴20年のガードナー(Amanda Gardner)は昨年,シアトル郊外で特別認可小中学校(チャータースクール)の開校に携わった当初,「ホロコーストなんてなかった」「新型コロナはでっちあげ」「2020年の米国大統領選には不正があった」などと主張する生徒たちを教えることになるとは思っていなかった。……

特集:デマを見破る (日経サイエンス)

ネット上を中心に誤情報やミスリードを狙った偽情報があふれている。対処策のひとつは「メディアリテラシー教育」だろう。受け取ったメッセージを批判的な目で吟味し,真実を装った偽情報に気づく方法を子供たちに教えようというものだ。ただし具体策をめぐっては異論もあり,効果は検証されていない。……

「宇宙ビッグデータ米」お目見え JAXA技術者が米作り、お味は? (朝日新聞)

衛星データを活用して栽培された「宇宙ビッグデータ米」=富山県立山町、「天地人」提供 [PR] 「宇宙ビッグデータ米」。昨年末、こんな名前のお米が、東京や大阪の店頭に並んだ。JAXA(宇宙航空研究開発機構)発のベンチャー企業が、人工衛星が宇宙から観測した膨大なデータを生かして作った。気候変動……

薬剤師の介入でがん性疼痛や倦怠感の軽減に成功 (日経BP)

がん患者をはじめ、慢性疾患患者の在宅医療における疼痛コントロールが課題となる中、薬局薬剤師による積極的な処方提案や患者への対応が求められている。すばる中央薬局大船店(神奈川県鎌倉市)の瀬戸聡氏は、薬剤や用法の変更を提案し患者のがん性疼痛を軽減した例などを経験。2022年5月14~15日に……