ホクレア号初の女性船長、星と風を頼りにタヒチへ4800キロを航海 (日経BP)

双胴カヌー「ホクレア号」は、ハワイ島を出航してまだそう遠くないところにいた。電話口の音から、強い風が吹きつけているのがわかる。 これから始まる長い航海の進路を決めるため、航海士のレフア・カマル氏は全神経を集中させている。「まずは、島からどのくらい離れたかを見積もります。それから南……

湿疹(接触皮膚炎) (日経BP)

厚生労働省が発表している接触皮膚炎の総患者数は2014年度で19万5000人であり、年齢別の構成比率では65~69歳が2万5000人と最も多いが、各世代に幅広く患者層は分布している。社会の変化に伴って、新しい化学物質が出現したり使う頻度が変わったりすることにより、問題となるアレルゲンは変わってくる……

共栄社化学、低温硬化システムの開発加速 ()

【大阪】共栄社化学は、環境や有害物質規制に対応した新しい熱硬化システム「エステル交換型塗膜形成システム」の開発を加速させる。硬化にかかる消費エネルギーを削減できる低温硬化システムとして複数の企業とサンプルワークを実施しており、1年後の市場投入を目指す。プロジェクトの推進にあたって……

甘利明自民党前幹事長、半導体特化の基金提言 ()

自民党の甘利明前幹事長は化学工業日報のインタビューに応じ、半導体に特化した基金の創設などを盛り込んだ党提言を取りまとめていることを明らかにした。国内半導体産業の復権に向け、「10年間で総額10兆円の官民投資が必要」という内容を明記する。10兆円のうち政府支援分に当たる基金事業の規模につ……

丸和バイオ、開発機能を強化、茨城にセンター完成 ()

丸和バイオケミカルは、製品開発機能の強化・拡充を図る。茨城県阿見町で建設を進めてきた「阿見開発センター」が完成し、5月から業務を開始したことを契機に付加価値の高い農薬の製剤や散布技術をはじめ、農業資材などの開発に取り組む。これまでの開発拠点に比べて敷地面積が2・6倍に拡大。分析のた……

オハラ、ガラスセラミックスで次世代電池開発を支援 ()

次世代電池の研究開発を支援しようと、オハラがリチウムイオン伝導性ガラスセラミックスの提案を強化している。極薄基板形状品ではセパレーター(絶縁膜)としての使用法を訴求するほか、酸化物系固体電解質としての応用展開を加速する。次世代電池として期待が高まる固体型電池だが、使用する材料や設……

上海市、生産再開へガイドライン、3段階で封鎖解除 ()

【上海=石田亮】上海市政府は20日、生産活動再開に向けたガイドラインを発表した。従業員の管理方法・通勤、検査回数、訪問者対応など6項目に分けて事細かく定められ、正常化に向けた期待が高まる。 上海ではロックダウン解除に向けて現在3段階に分けた政策を実施している。第1段階では感染拡大を抑え……

カイノス、コロナ検査薬月内発売、30分で簡便測定 ()

臨床検査薬中堅のカイノスは、新型コロナウイルスを短時間で簡便に診断できる遺伝子検査薬を5月中に発売する。検体の前処理工程が不要で、専用試薬をキットに添加するだけでRNAを抽出できる。汎用のPCR装置に装填でき、検査時間を従来の2~3時間から30分程度に短縮できる。感染が落ち着いても一定規模……