養蜂業に深刻な脅威、外来スズメバチを追え! (毎日新聞)

特定外来生物のツマアカスズメバチ=環境省提供 日本の生態系を脅かす外来昆虫。中でも、九州などで発見例が相次ぐツマアカスズメバチの脅威は深刻だという。国立環境研究所生物多様性領域生態リスク評価・対策研究室長の五箇公一さんが解説する。 好物はミツバチ 4月28日と今月6日、外来昆虫ツマアカ……

電動車椅子から月面探査ロボまで:石上玄也 (日経サイエンス)

電動車椅子の国際レースに参加し,3位入賞した 「欲張り」な性格で様々な研究に取り組んできた “本業”の自律移動ロボットで月面基地実現を夢見る 20年11月,身体障害者向けのアシスト機器の性能を競う国際競技大会「サイバスロン」が開かれた。義手や義足,アシストスーツなどの6部門があり,20カ国……

「かかる前薬剤師」として予防医療の最前線に (日経BP)

母校の北海道医療大学は、札幌市内から20~30km離れた石狩郡当別町にあります。札幌に出て遊ぶにも時間とお金がかかり、出歩く機会も少なかった薬学部4年生の実務実習直前、SNS(交流サイト)のTwitterで、とある薬学生から声を掛けられました。 「学校じゃ学べないことを一緒に学びませんか?」 新手……

大やけどを負った皮膚は元に戻るのか? 創傷治療の最前線 (日経BP)

集中治療室で治療を受けるやけどの患者。(PHOTOGRAPH BY GAETAN BALLY, KEYSTONE VIA REDUX)[画像のクリックで拡大表示] 2020年、ジェイコブ・ハイランドさんと妻のジェイミーさん、赤ちゃんだった息子のウリエル君は、米ワシントン州コールド・スプリングスで発生した森林火災に巻き込まれた。大や……

のれんからアオウミガメがごあいさつ 寝床はアオリイカの産卵床 (毎日新聞)

のれんのようにつり下がるアオリイカの卵の間から、顔を出したアオウミガメ=高知県大月町で、三村政司撮影 「何かご用?」と、顔をひょいと出したのは、アオウミガメ。眠っていたところを、私がのぞき込んで起こしてしまったようです。 岩のくぼみなどでも、頭を入れてうつらうつらしているアオウミガ……

薬局製剤から学ぶ外用薬の作り方 (日経BP)

病院薬剤師は院内製剤を調製する機会が少なくないと思いますが、街の保険薬局の薬剤師では、処方箋に基づいて軟膏等を混合することはあっても1)、一から外用薬を作る機会はすっかり減ったようです。 私が薬剤師になった昭和の終わりごろは、処方箋医薬品の種類が現在ほど充実していませんでした。従っ……

ダイセルミライズ、新段差型枠工法の普及推進 ()

ダイセルミライズは、独自の段差型枠工法である「SSB工法」の普及に取り組む。従来型の木製型枠が不要で各種作業の省力化や大幅な工期短縮を可能とすることが評価され、市場展開開始から3年ほどで複数のスーパーゼネコンや準大手ゼネコンに採用された。工場製造品である「セル・スリムステップボード」……

ニチニチ製薬、乳酸菌素材の生産能力2倍に ()

ニチニチ製薬(三重県伊賀市)は、乳酸菌素材の生産能力を2倍に引き上げる。6億円をかけ、国内工場の関連設備を増強。加熱処理で免疫活性作用を強めたヒト由来のフェカリス菌などで、6月にも稼働を始める予定だ。これまではサプリメントやドリンクなど自社製品への使用がメインだったが、今後は他社へ……

医療機器大手3月期、3社が増収益、コロナから回復 ()

国内医療機器メーカーの業績が好調に推移している。2022年3月期決算は、テルモ、富士フイルム、オリンパスの大手3社でいずれも増収増益。とくにオリンパスは、新型コロナウイルス禍からの回復による手術件数の増加などが寄与し、主力の内視鏡事業で営業利益が前期比88%増の1539億円と過去最高を記録し……