コロナ禍の中でニューヨークに留学した谷口寛和先生へのZoomインタビュー、第3弾。この4月に帰国する直前に聞いた内容を、崎長ライト脚色の再現ドラマも加えてお届けします! 百万ドル単位の研究費をポンと調達 谷口は2019年9月、ニューヨークのメモリアルスローンケタリングがんセンターに留学。早速……
国内初、直接作用型第Xa因子阻害薬の中和薬 (日経BP)
2022年5月25日、直接作用型第Xa因子(FXa)阻害薬の中和薬であるアンデキサネット アルファ(遺伝子組換え)(商品名オンデキサ静注用200mg)が薬価収載と同時に発売された。適応は「直接作用型第Xa因子阻害薬(アピキサバン、リバーロキサバンまたはエドキサバントシル酸塩水和物)投与中の患者におけ……
胆管挿管の重要知識 乳頭正面視とは (日経BP)
このコラムは書籍『これで完璧! 胆膵内視鏡の基本とコツ』(羊土社)から、担当編集者オススメの部分をダイジェストでお送りするものです。
統合失調症、上から見るか横から見るか (日経BP)
前回まで、統合失調症の特徴的で目立つ症状、幻覚、妄想などの陽性症状について解説しました。今回は陰性症状について説明します。 陽性症状は「本来ないはずのものがある」でしたが、陰性症状は「本来あるはずのものがない」です。 陰性症状は言葉で言うと単純です。代表的なものを挙げると、感情鈍麻……
COVID-19後遺症の神経精神疾患リスクは他の重症呼吸器感染症と同様 他 (日経BP)
2022年6月6日から6月10日に日経メディカルOnlineで紹介した5本の海外医学論文のエッセンスを日本語音声でお届けします ■Apple PodCasts ■Google PodCasts ■Spotify
内視鏡治療の進化にAIを組み合わせた新たな治療選択肢 (日経BP)
人工知能(AI)を使ったリンパ節転移リスクの評価で、大腸癌死のリスクを減らしたい──。大腸癌の治療をより緻密に進化させる研究を進めている昭和大学横浜市北部病院消化器センター講師の一政克朗氏は、T1癌に続き、T2癌の治療戦略の新たなアイデアを発表した。同センター助教で外科医の中原健太氏ら……
SGLT2阻害薬で治療開始した方が費用対効果良好 (日経BP)
新規に経口血糖降下薬を開始する2型糖尿病患者において、現状の薬剤選択パターンに基づいて治療薬を選択し投与する群と、全例にSGLT2阻害薬を投与する群を設定し、その費用と効果を10年間のモデル分析で比較したところ、全例にSGLT2阻害薬を投与する方が患者1人当たりの総治療費は約18万円削減され、QA……
オミクロン/BA.2株の増殖能と病原性はBA.1株と同様 (日経BP)
東京大学医科学研究所の浦木隆太氏らは、主に動物モデルを用いて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者から分離したSARS-CoV-2オミクロン/BA.2株の増殖能、病原性や、既存の治療薬の効果などを検討し、増殖能と病原性はBA.1株と同程度で、抗体製剤と抗ウイルス薬はいずれも有効だったと報告した。……
コロナ後遺症で悩む患者のホルモン動態─国内での検討 (日経BP)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、ウイルス感染によって引き起こされる急性期症状の他に、長期にわたる後遺症を引き起こすことがあり、これらはlong COVIDまたはSARS-CoV-2感染後急性後遺症(PASC)と呼ばれ、最近WHOによってpost COVID-19 conditionと定義されている1)。長期にわたるlong CO……