PD-L1発現が50%以上の進行非小細胞肺癌(NSCLC)の1次治療として免疫チェックポイント阻害薬(IO)と化学療法の併用は、IOのみと比べて全生存期間(OS)の改善に差があることは示唆されなかった。進行NSCLCの1次治療としてIO±化学療法を評価した無作為化試験12件のデータを米食品医薬品局(FDA)がプ……
CAR-T療法後の再発例含む前治療数の多い再発・難治性DLBCLでglofitamabは奏効率51.6%、完全寛解率39…. (日経BP)
CD20/CD30を標的とする二重特異性抗体glofitamabの段階的投与は、CAR-T療法後の再発例を含む2ライン以上の前治療歴を有する再発・難治性(R/R)のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)において奏効率(ORR)51.6%、完全寛解(CR)率39.4%という高い効果を示した。効果は迅速かつ持続的で、治療関……
KRAS G12C変異陽性既治療の進行NSCLCにadagrasibは良好な抗腫瘍効果を示す【ASCO 2022】 (日経BP)
KRAS G12C変異を有する既治療の進行非小細胞肺癌(NSCLC)に対して、経口KRAS G12C阻害薬adagrasib(MRTX849)が有効である可能性が明らかとなった。進行固形癌を対象に行われている多コホートフェーズ1/2試験KRYSTAL-1試験(NCT03785249)の、化学療法と抗PD-1(L1)抗体による治療を受けたKRAS G12C……
KRAS遺伝子変異陽性、陰性のどちらでもNSCLCの1次治療はICI+化学療法が最も有効な可能性【ASCO 2022… (日経BP)
KRAS遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺癌(NSCLC)に対する1次治療として、免疫チェクポイント阻害薬(ICI)と化学療法の併用の効果は、KRAS遺伝子野生型の進行NSCLCへの効果と同様であることが示唆された。また、ICIに化学療法を加えることは、PD-L1の発現状態とKRAS変異の状態に関わらず有益なことが分……
腎細胞癌へのエベロリムス術後補助療法は無再発生存期間の改善傾向はあるが有意差はつかず【ASCO 2022… (日経BP)
腎細胞癌(RCC)の術後補助療法として、mTOR阻害薬エベロリムスは無再発生存期間(RFS)を改善する傾向はあるものの、有意な差はなかったことが、プラセボ対照比較第3相試験であるEVEREST(SWOG S0931, NCT01120249)で明らかになった。しかし超高リスクの患者では明らかな改善が示されていた。…
認知症を抑える「導き役」 脳内たんぱく質をマウス実験で発見 (毎日新聞)
認知症を引き起こすマウスの脳海馬(点線内) 脳内では、アルツハイマー病など認知症の原因とされる異常なたんぱく質「タウ」が分解される現象が起きるが、分解の導き役となるたんぱく質をマウスを使った動物実験で見つけたと、量子科学技術研究開発機構のチームが4日、発表した。この導き役たんぱく質……
認知症を抑える「目印役」 脳内たんぱく質をマウス実験で発見 (毎日新聞)
認知症を引き起こすマウスの脳海馬(点線内) アルツハイマー病など認知症の原因とされる異常なたんぱく質「タウ」を脳内から除去する上での目印役を、マウスを使った動物実験で見つけたと、量子科学技術研究開発機構のチームが4日、発表した。この目印役が働かないようにしたマウスでは、タウが増えて……
日経DIプレミアム版2022年6月号「日経DIクイズ」に誤りがありました (日経BP)
月刊誌「日経ドラッグインフォメーション プレミアム版」(日経DI プレミアム版)をご購読くださっている読者の皆さまにおわびのご報告があります。 2022年6月号 PE43~44ページ「日経DIクイズ」のクイズ2に誤りがありました。…
「一般ごみ」の電子機器から金・銀の取り出し成功、1年間で3700万円相当回収 (読売新聞)
相模原市は、一般ごみとして廃棄された電子機器などから、昨年1年間に金と銀をそれぞれ15キロほど取り出すことに成功した。リサイクルの意識を高めてもらおうと、金のレプリカを市役所1階に30日まで展示している。相模原市役所に展示された金のレプリカ 市は4年前からプラントメーカーと共同で、ごみの……
1等星ベテルギウスの謎 解き明かす鍵は気象衛星ひまわり8号の画像 (朝日新聞)
ひまわり8号が2020年1月19日にとらえた画像に写り込むベテルギウス=谷口大輔さん提供 [PR] 冬の大三角の一つのオリオン座の1等星「ベテルギウス」が、2019年12月から20年初めにかけて急激に暗くなり、過去50年で最も暗くなった。その謎に東京大の大学院生3人の研究チームが迫った。使ったのは、気象衛……