日本合成化工、金属粉高充填樹脂成形材料を倍増 ()

日本合成化工(東京都中央区)は、業界トップクラスの機能性および供給力を持つ金属粉高充填樹脂成形材料の生産能力を倍増した。このほど千葉工場(千葉県いすみ市)内に新たな建屋を竣工。クローズタイプの押出混練機を中心とした新ラインを稼働させた。パソコンや通信機器需要に加え、コネクテッドを……

小野、オプジーボ価値最大化に手応え ()

小野薬品工業の相良暁社長は、化学工業日報の取材に応じ、主力の免疫チェックポイント(CP)阻害剤「オプジーボ」について、「今後1~3年で良いかたちに仕上がってくる」と価値最大化への手応えを示した。肺がんなどの一次治療薬として承認を取得したほか、術前・術後に使うアジュバント療法向けでも適……

フラーレン化粧品原料、ヒアルロン酸生成を促進 ()

三菱商事ライフサイエンス子会社のビタミンC60バイオリサーチ(東京都中央区)は、高い抗酸化力を持つ植物由来フラーレンを配合した化粧品原料の提案強化に乗り出す。新たにヒアルロン酸の生成を促す作用を確認。ビタミンAの一種であるレチノールとの併用で、ヒアルロン酸の産生量が増える点も売りにシ……

長瀬、3次元実装など先端半導体封止材を開拓 ()

長瀬産業は半導体封止材で先端半導体パッケージ分野を開拓する。半導体パッケージの高度化や3次元化など微細化以外の手法で半導体の性能を高める「モア・ザン・ムーア」の技術開発が活発となるなか、自社の材料が持つ薄膜化や大面積化に向くなどの特性を訴求。顧客との二人三脚の開発により、今後の成……

日揮HD-太陽石油、未利用木材原料に分解油 ()

日揮ホールディングス(HD)と太陽石油は、国内林業の活性化と製油所の低・脱炭素化を両立させるグリーンリファイナリーの実現を目指す。未利用材を熱分解して原油に近い成分を取り出し、製油所でバイオプラスチック原料やバイオ燃料を生産するもの。両社は1年間の共同検討の後、実証試験を実施し、203……

ゴードー、札幌工場にアルコール製剤新棟建設 ()

ゴードーは、札幌工場(北海道北広島市)でアルコール製剤の生産量を倍増する。既存のアルコール製剤製造棟に加え、別の建屋のスクラップ&ビルドにより2棟目を建設する計画で、今年中に着工し2023年中の完成を見込んでいる。今年6月には関西工場(兵庫県神崎郡)で約10億円を投じた新設のアルコール製……

がん分子標的薬の開発、iPS創薬で大幅迅速化へ 東大 (産経新聞)

がん細胞特有の分子を標的として狙い撃ちする新たな分子標的薬を、がん細胞が人工多能性幹細胞(iPS細胞)にならない仕組みを利用して迅速に探し出す新たな創薬方法を開発したと、東京大の山田泰広教授らの研究チームが27日、米専門誌で発表した。がん以外の細胞は攻撃しないため副作用が少ない分子標……

「チャラ男」看護学生が病棟で高い評価を受けた理由 (日経BP)

「Yuki, this is Isaac. You will be his Practice Assessor」(由紀、こちらがアイザック。あなたが彼の学生指導担当になるから)と病棟主任から男子学生を紹介された。英国の男子看護学生は比較的に地味な見た目が多い。しかしこの学生、アイザックは話し方、醸し出す雰囲気、制服を着ている姿さえ、……

「医療法務」に特化した学会が設立へ (日経BP)

医療機関の法務に関する研究活動を行う、一般社団法人日本医療法務学会が5月2日に設立される。設立時の代表理事には行政書士法人横浜医療法務事務所の岸部宏一氏が就任し、事務局も同事務所内に置く。7月23日には第1回の総会・学術集会を横浜市内で開催する予定。設立時の会員数は約50人を見込んでいる……