健康食品や化粧品原料を扱うIHM(東京都品川区)は、微細分散を特徴とする植物性乳酸菌の2つの新知見を訴求する。抗ストレスについては脳内物質の発現増加がみられた予備試験を経て、ヒト試験で改善を確認。また、たんぱく質の吸収率向上に関してはマウス実験で消化酵素の活性化がみられたため、ヒト試……
太陽HD、ミニ・マイクロLEDへソルダーレジスト ()
太陽ホールディングス(HD)は半導体用ソルダーレジスト(SR)の知見を生かし、ディスプレイ分野を開拓する。ターゲットは、ハンダ実装が必要となるミニ・マイクロLEDディスプレイ分野。ミニLEDでは、昨年からタブレット向けの白色ドライフィルム型SRが業績に大きく貢献しており、新たに大型テレビ向け……
キョーリン、新型コロナ核酸検出キット投入 ()
キョーリン製薬ホールディングス(HD)は27日、子会社の杏林製薬が新型コロナウイルス核酸検出キットを発売したと発表した。国内で体外診断用医薬品としての製造販売承認を取得ずみ。同社グループの核酸検査装置「ジーンソック」の専用試薬で、感染の有無を15分程度で調べることができる。1箱20テスト……
日医、新たな「かかりつけ医」のあり方を公表 (日経BP)
日本医師会は2022年4月27日の記者会見で、「かかりつけ医」に対する日医の考えを取りまとめた「国民の信頼に応えるかかりつけ医として」を公表。新たなかかりつけ医のあり方およびその機能を明らかにした。…
片頭痛に「とりあえずNSAIDs」はもう古い? (日経BP)
片頭痛の予防療法にパラダイムシフトを起こした抗体医薬の臨床使用が進み、急性期治療にも約20年ぶりの新薬が登場。片頭痛治療の両輪に新たな武器がそろったことで、実地医家で積極的に頭痛患者を拾い上げ、新薬も含めた適切な治療につなげる重要性が高まっている。片頭痛患者への安易な鎮痛薬の処方は……
嗅覚障害がある患者は総死亡率が高い (日経BP)
シンガポールSingapore国立大学のNatalie Yan-Lin Pang氏らは、18歳以上の成人嗅覚障害患者の重症度と死亡率を報告していた観察研究を対象に系統的レビューとメタアナリシスを行い、嗅覚障害のない人と比較した総死亡率のハザード比は1.52だったと報告した。結果は2022年4月7日のJAMA Otolaryngology-H……
AIが大腸癌の画像の微細な違いを遺伝子変化と紐付け治療効果の予測を可能に (日経BP)
進行大腸癌においては患者の遺伝情報に基づいた個別化治療が定着しつつあるが、最適な治療選択のために人工知能(AI)を活用する研究が進んでいる。AIで画像所見と遺伝子変化を紐付け、遺伝子解析をすることなく遺伝子変化を予測、あるいは術前の画像から化学療法の効果を予測する試みも行われている。……
とろみを「卒業」するためのステップ (日経BP)
久しぶりの連載です、皆様どんな春をお過ごしでしょうか。こちら英国でも長い冬がとうとう終わり、小花があちこちに見られるようになりました。生活も整ってきたところで、気持ちを新たに、連載を再開することとなりました。 最近は桜並木に後押しされながら自転車で通勤しています。坂道を一気に駆け……
ある軍医の遺書と戦争の「正義」 (日経BP)
ロシア軍のウクライナ侵攻で、残虐な「戦争犯罪」が行われた可能性が高まっている。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の報道官は「ロシア軍は居住区に対して無差別的に砲撃したり、爆撃したりし、民間人を殺害したほか、病院や学校、その他の民間インフラを破壊した」1)と指摘した。 ウクライナ侵攻……
コロナ肺炎後の拡散障害残存とフェリチン高値が関連 (日経BP)
東京慈恵会医科大学の新福響太氏 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)肺炎発症後の拡散障害の残存には、フェリチンが最も関連のある因子であることが示された。第62回日本呼吸器学会学術講演会(会期:4月22~24日、京都市左京区の会場とウェブのハイブリッド開催)で東京慈恵会医科大学附属第三病院……