セルソース、エクソソーム領域拡大、化粧品原料投入 ()

脂肪由来幹細胞の加工受託などを手がけるセルソースは、細胞から分泌されるエクソソーム関連で業容を拡大する。このほど、化粧品原料として開発したエクソソームが美容クリームとして製品化され、今後は化粧品メーカーとの幅広い協業も視野に商機拡大を狙う。主事業の医療関連はアカデミアとの研究を進……

シチズン電子、レーザーダイオード参入 ()

シチズン電子は、レーザーダイオード(LD)に参入する。今年度内にドライバーIC内蔵のVCSEL(垂直共振器型面発光レーザー)、2023年度をめどに導波路結合方式のRGB小型LDを製品化する。自走ロボットの位置把握用の光源や車載、ファイバー照明、ヘッドアップディスプレイ(HUD)など多分野で市場探索を……

カネダ、シリコーンフリーのヘアケア向け原料新処方 ()

カネダは、ヘアケア向け化粧品原料で、シリコーンフリー需要を捉えた提案を進める。既存のヘアケア向け天然由来コンディショニング剤で、他商材と組み合わせた新処方を開発した。シリコーンフリーでも従来以上のパフォーマンスを実現可能で、優れた滑り性とくし通り性を付与できる。化粧品原料における……

抗原検査キットOTC化、安定供給に貢献 ()

医療用抗原検査キットを一般用医薬品(OTC)化すれば、新型コロナウイルス感染症の拡大時の製品供給安定性の担保につながる-。このようなヒアリング結果を政府の規制改革推進会議の事務局を担う内閣府規制改革推進室がまとめた。薬局で気軽に購入できるようにすることで、販売数が増え、生産も安定。……

クライメート・ポリティクス スラム街、土砂にのまれ ブラジル豪雨急増、高まる災害リスク (毎日新聞)

南米ブラジル南東部リオデジャネイロ州のペトロポリス市で2月中旬、局地的な豪雨によって土砂災害と洪水が発生し、230人超が死亡した。ブラジルでは近年、豪雨の日数が急増している。自国の利益を優先する国が少なくない中で、歯止めがかからない気候変動。そのリスクに真っ先に直面するのは、どのよう……

水俣病66年 3年ぶり慰霊式 熊本 (毎日新聞)

「公害の原点」といわれる水俣病は1日、1956年の公式確認から66年を迎えた。熊本県水俣市の「エコパーク水俣」で犠牲者慰霊式(市、実行委主催)があり、参列した17人が亡くなった患者たちの冥福を祈った=写真・西貴晴撮影。 式は新型コロナウイルス感染拡大に伴い2年連続で中止され、開催は天皇陛下……

「ワクチン敗戦」への処方箋は? (日経BP)

2022年4月19日、日本で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する4番目のワクチンとして、厚生労働省は遺伝子組換え蛋白質ワクチンの「ヌバキソビッド筋注」を承認した。米Novavax社の技術を利用し、武田薬品工業が山口県の光工場で生産するワクチンで、初回免疫(1回目、2回目)と追加免疫(3回目……

ウクライナ戦争など、死体の写真・動画のネット掲載に思う (日経BP)

2004年8月、その“国際会議”は、新聞の一面に掲載された若い女性の死体の写真から始まった。 当時、僕はタイのあるエイズ施設でボランティア医師として働いていた。その施設には欧米からやって来ていた数名の医療者(医師は全員GP[総合診療医]、他に看護師、介護師など)がいて、僕は日々、彼(女)……

人工呼吸器関連肺炎ではグラム染色で広域抗菌薬を安全に減らせる (日経BP)

大阪急性期・総合医療センターの吉村旬平氏らは、人工呼吸器関連肺炎(VAP)患者に対して、グラム染色の結果に基づいて薬剤を選択した場合と、ガイドラインに基づいて広域抗菌薬治療を開始した場合のアウトカムを調べるランダム化比較試験を行い、グラム染色に基づく抗菌薬治療の成績はガイドラインに……