ウクライナ侵攻 露、資源を「武器」に (毎日新聞)

ロシア産天然ガスをドイツに運ぶパイプライン「ノルド・ストリーム2」の設備の一部=ドイツ・ルプミンで3月7日、ロイター 欧州連合(EU)がロシア産原油の輸入禁止に動き出した。これまで慎重だったドイツも方針を転換。禁輸に前向きな姿勢を見せる。背景には、ロシア産の購入を続けることに対する強い……

未来へつなぐ、豊かな自然 ニコルさんの「アファンの森」 (毎日新聞)

芽吹き始めたブナの木=長野県信濃町の「アファンの森」で2022年4月25日、長谷川直亮撮影 日本は国土の約7割を森林が占める、世界有数の森林国だ。森は生物多様性の保全、防災、レクリエーションの場など多様な価値を持つが、人の手が入らず荒廃してしまうケースも少なくない。作家の故C・W・ニコルさ……

今見直される、森林の価値 森田香菜子さん/斉田季実治さん (毎日新聞)

2021年に放送されたNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」では、後に気象予報士になる主人公が森林組合での経験を通じて、森と海と大気がつながっていることを実感するシーンが印象的だった。このドラマの気象考証を担当した気象予報士の斉田季実治(さいたきみはる)さんと、森林総合研究所主任研究員の……

「天然のプラネタリウム」次の世代へ 星空保護区の東京・神津島 (毎日新聞)

「星空保護区」に認定されている神津島の夜空にきらめく天の川。手前下は観光名所の「ジュリアの十字架」=東京都神津島村のありま展望台で2022年4月29日、長谷川直亮撮影(25秒露光) 東京都心から南へ約180キロ。夜空に満天の星が広がる自然豊かな神津島(東京都神津島村)は2020年12月、「星空版の……

長引くかゆみ、原因のたんぱく質を発見 治療薬開発へ道 九州大など (朝日新聞)

アトピー性皮膚炎のマウスの神経で増えたたんぱく質=津田誠主幹教授提供 [PR] かゆい皮膚を繰り返しかいてしまうのは、かくことによって増えるたんぱく質が原因だと、九州大の津田誠主幹教授(神経薬理学)らの研究チームが突き止めた。慢性的なかゆみの治療薬開発につながることが期待できそうだ。 ア……

“ウクライナ東部 町全体で火災” 今の被害をデジタル地図に (NHK)

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に際して、衛星画像などを使い、どこで何が起きたか伝える、デジタルの地図を公開している東京大学の研究者が、今の情勢を分析し、ウクライナ東部では町全体で火災が起きていて「人道を全く配慮していない、せん滅戦が行われている」と指摘しました。 続きを読む 東……

愛好家が発掘の化石、世界最古だった イカにそっくり、南三陸で出土 (朝日新聞)

南三陸町で発掘されたベレムナイトの化石(東北大学総合学術博物館提供) [PR] 宮城県南三陸町北部の歌津地区で出土した、イカそっくりの海の生き物「ベレムナイト」の化石が世界最古だったことを、東北大と広島大の研究チームが突き止めた。地層の古さから、これまで考えられていたより1千万年余り早……

銀河系外で最も明るいパルサー、大マゼラン雲で発見 国際研究チーム (財経新聞)

パルサーは規則正しい周波数の電磁波を発する天体で、かつてその信号は、地球外知的生命体からのものではないかと考えられていた時代もあった。現在では中性子星がその正体であることが知られている。一般に最もよく知られているパルサーは、おうし座のかに星雲M1の中心星である”かにパルサー”だ。この……

ヒトゲノム「完全解読」 20年残された「空白」の8%に何が? (朝日新聞)

ゲノム「完全解読」が表紙を飾った米科学誌サイエンス。人間の23本の染色体のうち、色のついた部分は配列が決まっていなかったことを表している=同誌提供 [PR] 約20年前、国際プロジェクトが「解読完了」を宣言した人間のゲノム(全遺伝情報)。実は、その後も、読めないままの部分が残された。その量……

子どもを持たない人の数、過去30年で3倍近くに増加 東京大学が調査 (大学ジャーナル/a>)

子どもを持たない人の数が過去30年の間に全国で男女とも3倍近くに増えていることが、東京大学大学院医学系研究科のピーター上田客員研究員ら国際保健政策学教室の調査で分かった。 国際保健政策学教室は国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査を使って1943~1948年生まれと1971~1975年生まれ……