説明に苦慮する高齢者のレム睡眠行動障害 (日経BP)

食事、運動と並び、健康を支える3大要素の1つである睡眠。「しっかり眠れば、病気も治りやすい」ことは、多くの医師が体験していると思います。本講座では、医療現場で遭遇する患者さんの睡眠問題をどう診立て、いかに対処するかを紹介していきます。 65歳以上の高齢者の約1%が罹患するレム睡眠行動障……

乳癌はさらなる分類と術前薬物療法への反応性に基づく個別化治療新時代へ (日経BP)

乳癌治療では、術前薬物療法(PST:primary systemic therapy)への反応性に基づいて、それぞれの患者の治療をescalation、あるいはde-escalationするresponse guided therapyを行うことにより、予後改善や有害事象軽減が可能であることが明らかになってきている。日本外科学会のワークショップ「未来……

白内障術後のトラブルや合併症について知りたい (日経BP)

Question 質問したキッカケ 手術を行う眼科クリニックに入職した看護師です。白内障術後の説明をしたのですが、どのようなトラブルや合併症があるのかが分からず、患者さんに十分な理解が得られなかった気がします。実際に眼科で勤務している方に、白内障術後のトラブルについてお聞きしたいです。 質……

イキセキズマブは小児尋常性乾癬に有効、長期の安全性も良好 (日経BP)

米国Northwestern大学医学部のAmy S. Paller氏らは、6歳以上18歳未満の中等症から重症の尋常性乾癬患者に、ヒト化抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体製剤のイキセキズマブを投与する臨床試験を行い、イキセキズマブは患者の皮膚症状を改善し、108週後まで追跡期間を延長して観察したが、症状改善は維持さ……

Ang-2/VEGFバイスペシフィック抗体は糖尿病黄斑浮腫に対しても有効 (日経BP)

糖尿病黄斑浮腫に対して、アンジオポエチン-2(Ang-2)と血管内皮増殖因子A(VEGF-A)の両方に結合して阻害するバイスペシフィック抗体であるfaricimab(ファリシマブ)の硝子体内投与製剤の有効性と安全性を検討した2つの第3相試験の結果が報告された。結果の詳細は2022年2月19日のLancet誌に報告され……

コモンなのに薬がなかった「酒さ」に朗報! (日経BP)

ありふれたcommon diseaseなのにもかかわらず、ドクターショッピングを繰り返すことが多い皮膚疾患の代表、それが酒さ(rosacea)だ。 僕が皮膚科で研修を受けていた頃の記憶で言えば、外来の初診患者の150人に1人くらいが酒さだった。150人に1人は少ないと思われるかもしれないが、皮膚科は他科に比べ……

インスリンクリアランス亢進型の糖尿病とは (日経BP)

日本人2型糖尿病患者において、インスリンクリアランスが亢進している症例が存在し、それは未治療2型糖尿病患者の約44%に上ることが判明した。熊本県の陣内病院(陣内秀昭院長)の研究チームが前向き観察研究で明らかにし、このほどNEJM Evidence誌で論文を発表した。インスリンクリアランス亢進型の……

本の街のランドマーク 三省堂書店本店 現在の建物で最後の営業 (NHK)

本の街、東京 神田のランドマークとして長年親しまれてきた「三省堂書店」の本店が、施設の老朽化に伴い建て替えられることになり、現在の建物での最後の営業日となる8日、別れを惜しむ人たちでにぎわいました。 続きを読む 「三省堂書店」は、創業141年の歴史を持つ東京 神田の老舗書店で、1981年に完……

高知で「ビキニデー」集会 (デイリースポーツ)

高知市で8日、「ビキニデーin高知」集会が開かれた。米国が1954年に太平洋ビキニ環礁で実施した水爆実験によって、高知の多くのマグロ漁船が被ばくしたとされる。昨年に続き2回目となる今回は、元船員への支援を求めた他、ロシアのウクライナ侵攻で核兵器使用への懸念が高まる中、核兵器のない世界の実……

長引くかゆみの原因は何回も引っかくと増えるタンパク質、九州大学などが発見 (大学ジャーナル/a>)

九州大学大学院、岡山大学、ジョンズ・ホプキンス大学(米国)の研究グループは、かゆい皮膚を繰り返し引っ掻くことにより神経でNPTX2というタンパク質が増え、それがかゆみ信号伝達神経の活動を高めることを世界で初めて発見した。 かゆみを感じたとき、私たちはかゆいところを引っ掻く。通常であれば……