こんにちは、聖隷浜松病院 薬剤部の塩田、本田です。今回は、先日改訂された「抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022」の変更点について、部分的ですが症例※を交え考えていきたいと思います。…
バンコマインの投与設計で注意すべきこととは (日経BP)
こんにちは、聖隷浜松病院 薬剤部の塩田、本田です。今回は、先日改訂された「抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022」の変更点について、部分的ですが症例※を交え考えていきたいと思います。…
薬局での体験が分散していく時代の到来 (日経BP)
もともと薬局という場所は、 (1)処方箋を受け取る (2)調剤する (3)服薬指導する (4)お薬をお渡しする (5)薬歴を書く ――という5つの業務が、連続的に行われる場所でした。 しかしこの数年、ある意味では信じられないスピードで変化が起こっているのではないでしょうか。 (1)処方箋は、SNS……
医療的ケア児に薬剤師ができることとは (日経BP)
突然ですが、皆さんは医療的ケア児についてご存じでしょうか。 医療的ケア児とは、新生児集中治療室(NICU)等に長期入院した後、日常的に痰の吸引や人工呼吸器の装着、胃瘻からの経管栄養などが必要な児童のことを指します。2022年度調剤報酬改定ではこうした医療的ケア児に対する薬学的管理・指導へ……
日本真空光学、半導体装置向け光学薄膜製品を拡充 ()
AGCグループの日本真空光学は、半導体製造装置向け光学薄膜製品の拡充を進める。ArF(フッ化アルゴン)・液浸ArF向け高反射ミラーでは、ステッパー部品として顧客評価を推進。EUV(極紫外線)露光装置用ミラーも試作し、現行の1社独占体制から将来的な他メーカー参入時に向けた実用化を推進する。半導……
ハイケム、中国製の球状シリカ・アルミナ販売 ()
ハイケムは、中国・安徽省の蚌埠中恒新素材技術有限公司(中恒新素材)と2月21日付で販売代理店契約を締結し、主に半導体封止材用充填剤(フィラー)として使われる「球状シリカ」と、電池や半導体の放熱材料として使われる「球状アルミナ」を、日本および海外の日系企業を対象に販売する。ハイケムは……
低VOC技術開発、自動車内装材で活発化の兆し ()
揮発性有機化合物(VOC)低減に貢献する材料開発が活発化の兆しを見せる。とくに自動車メーカーが、車内環境快適化の一環で新車独特の臭気の原因となる内装材のVOC低減に取り組んでいる。取り組み自体は、国内の自動車業界が2000年代後半に自主規制の策定をするなど比較的早くから進んできたが、ここに……
オミクロン株、既存mRNAワクチンの効果は限定的 ()
東京大学医科学研究所(東大医科研)の河岡義裕特任教授の研究グループは、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対して、既存のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの効果が限定的なことを明らかにした。ハムスターでの検証結果で、誘導される免疫がオミクロンには不十分なことが感染拡大や接……
講演後の外人研究者に直接アプローチ (日経BP)
僕は2004年から2年ほどカナダに留学したことがあるが、めちゃめちゃ大変だった。コロナ禍の留学ともなれば、きっと倍以上の苦労があるんじゃないだろうか。 そうした仮説を頭に描きながら、ニューヨークのメモリアルスローンケタリング癌センターにリサーチフェローとして2年半留学し、2022年4月に帰っ……
国のお墨付きを得たHPVワクチン、次の課題は? (日経BP)
2022年4月から、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの積極的勧奨が約9年ぶりに再開された。これまで「定期接種の対象だが、国として積極的な接種は勧めない」という曖昧な扱いを受けていたことにより、予防接種を行う医師からも「接種を勧めてよいのか分からない」との声が上がっていた同ワクチン……