2022年1月、杉山薬局小郡店(福岡県小郡市)の前原雅樹氏が、精神科専門薬剤師の資格を取得した。薬局に勤務しながら取得した初めてのケースだ。資格取得の経緯や動機、その道のりなどについて話を聞いた。(聞き手:谷田 直輝)…
ニュートリション・アクト、幹細胞活性化素材を開発 ()
健康食品の原材料の販売などを手がけるニュートリション・アクト(東京都中央区)は、オリーブ由来の新規食用アンチエイジング素材「ヒフワンステム」を開発した。幹細胞の活性化にフォーカスした研究を重ね、血管機能維持やヒト試験評価データなどに基づく科学的エビデンスが揃い、供給体制に向けた準……
昭和電工マテ、封止材トップ狙う、中国に新工場 ()
半導体用封止材のトップシェアを目指し、昭和電工マテリアルズが封止材事業に力を入れている。生産面では2023年稼働予定で中国に新工場を建設し、全体の生産能力を従来比1割引き上げる。技術面では放熱性や低誘電正接に優れるモールドアンダーフィル(MUF)の販売が好調に推移。そのほか、高密度パッケ……
KMバイオ、新型コロナ不活化ワクチン臨床試験開始 ()
KMバイオロジクスは9日、同社が開発を進めている新型コロナウイルス不活化ワクチン「KD-414」の新たな臨床試験を開始したと発表した。同社は国産不活化ワクチンを新たな選択肢として供給することを目指しており、臨床試験は同じ明治ホールディングス(HD)傘下のMeiji Seika ファルマと共同で進める。……
ワクチンギャップの解消進むも、残る構造的問題 (日経BP)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、ワクチンの重要性が再認識された。かつての薬害問題の影響で、センセーショナルなきっかけがあればワクチン忌避に世論が大きく傾きかねないわが国でも、新型コロナワクチンの接種率は他の先進国と比べて遜色ない数字となっている。一方、CO……
新型コロナ後遺症への症状別の対応を国が提示 (日経BP)
2022年4月28日、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」の別冊として「罹患後症状のマネジメント第1版」を公表した。2021年12月に作成された暫定版から、(1)かかりつけ医などがどの範囲まで対応し経過観察するのか、どのタイミング……
大病院への紹介時、「気休め」の言葉は禁物 (日経BP)
(イラスト:田渕正敏) 飛行機に乗っていると、機長のアナウンスが流れます。乱気流のために機体が大きく揺れることが予想されますが、飛行には影響がないのでご安心ください──。小心の私は身構え、揺れに備えます。今すぐ揺れるわけでもないのに。 もう長くかかりつけ医の診察を受けてきた患者が、……
爪白癬治療の成功率高める “爪アート”の鑑賞法 (日経BP)
爪白癬は 皮膚科ではおなじみの疾患。罹患率は約10%なので、日本には1000万~1200万人の患者がいる計算だ。ただし、罹患していても治療を受けていない潜在患者が多く、爪白癬治療薬を開発した製薬企業からすると、「巨大な潜在市場」であり、医師から見れば「膨大に放置された患者たち」が存在する疾……
頸部痛は要注意? 新型コロナワクチン接種後の亜急性甲状腺炎 (日経BP)
国内において新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のためのmRNAワクチン接種後に発症した亜急性甲状腺炎2例についての症例報告である1)。COVID-19に伴う亜急性甲状腺炎の症例報告やレビューは増えているが2)、ワクチン接種後の報告は珍しい。…