東京化成工業(TCI)は有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)向けに、カルバゾール関連の材料提案を強化する。近年の研究では、カルバゾールに含まれる1H-ベンゾ〔f〕インドールが長寿命の室温燐光を誘発し、カルバゾール系材料の光学特性が、原料となるカルバゾールの純度によって異なることが報告……
住商ファーマ、核酸医薬の供給網に商機 ()
住商ファーマインターナショナル(東京都中央区)は、核酸医薬品の生産サプライチェーンに新たな事業機会を見いだす。核酸医薬の構成物質である核酸モノマーの製造・供給から、原薬に仕上げる開発・製造受託(CDMO)、医薬品化に用いる薬物送達技術(DDS)まで一貫した供給網を確立し、商機につなげる……
輸入化粧品 回復へ力強く、メーク類伸長 ()
輸入化粧品の回復の足取りが力強さを増している。2022年1~3月実績は全カテゴリーで前年超えを果たし、とくにメークアップ類の伸長が目立った。昨年下半期以降に盛り返してきた香水類も好調を維持。マスク常用化で長く苦戦が続いていた口紅もようやく暗いトンネルから抜け出し、新型コロナウイルス発生……
鈴木商館、ヘリウム再凝縮装置を拡販、蒸発分を回収 ()
鈴木商館は、研究開発(R&D)向けのヘリウム再凝縮装置の提案を進める。低温機器部が手がける自社開発品で、実験機器・貯蔵容器から蒸発したヘリウムを回収し、液体ヘリウムに再凝縮できる。ヘリウムの国内需給がタイト化するなかで、「R&D関連などヘリウムを少量単位で取り扱う顧客は、長期保管や使……
噴火で気圧波、高速で海押し上げ (デイリースポーツ)
今年1月に南太平洋・トンガ沖にある海底火山フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイの大噴火で2種類の気圧波が生じ、海面が高速で押し上げられて予測より早く津波が日本付近に及んだ上、波の勢いも増幅された可能性があるとの分析結果を、防災科学技術研究所などのチームが12日付米科学誌サイエンス(電子版……
SARS-CoV-2感染で嗅覚に関わる神経細胞が長期間変化 (日経BP)
東京大学の岸本めぐみ氏らは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を経鼻感染させた動物モデルを用いて、海馬に至る嗅覚の伝達経路にどのような変化が生じているのかを検討し、シナプスの変化やグリア細胞の活性化などが観察され、それらは長期にわたって持続していたと報告した。結果は2022年4月6日のSc……
アトピー性皮膚炎に対する新たな抗体医薬 (日経BP)
2022年3月28日、ヒト化抗ヒトインターロイキン(IL)‐31受容体Aモノクローナル抗体のネモリズマブ(遺伝子組換え)(商品名ミチーガ皮下注用60mgシリンジ)の製造販売が承認された。適応として「アトピー性皮膚炎に伴うそう痒(既存治療で効果不十分な場合に限る)」、用法用量は「成人及び13歳以上の……
ウェンケバッハ先生は何を見たのか? (日経BP)
心電図は、いくら勉強しても「その先」がある。 だから、面白い。 今回は、「ウェンケバッハ型房室ブロック」のおさらいです。
ロナプリーブは皮下投与でも有効 他 (日経BP)
2022年5月2日から5月13日に日経メディカルOnlineで紹介した7本の海外医学論文のエッセンスを日本語音声でお届けします。 ■Apple PodCasts ■Google PodCasts ■Spotify
医療者を悩ます転倒によるけががなくなる!? (日経BP)
「この床の上で転んでみてください」──。とある病院の取材中、おもむろに医師が言った。今まで歩いてきたその床は、踏んだ感触も見た目も硬い「普通の床」だった。 「この先生は一体、何を言っているのだろうか……」とためらっているうちに、提案してきた医師は隣で思いきり膝をついた。 「大丈夫で……