第一実業は3Dプリンタービジネスを本格化する。現在販売している独ボクセルジェット製品に次いで、昨年末に締結したストラタシス・ジャパンとの販売代理店契約によって米ストラタシス製3Dプリンターを加えラインアップを拡充した。今後は大手企業に加え、人手不足が顕在化しつつある中堅企業に向けた提……
厚労相、塩野義の意向あればコロナ薬緊急承認審査 ()
後藤茂之厚生労働大臣は13日の閣議後会見で、塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症経口薬について、「企業の意向があれば、緊急承認制度の可否を審査していく」と語った。また、同薬の条件付き承認の可否については、「現在審査中で具体的なことは言えないが、迅速に対応する」と述べるにとどまった。……
COVID-19治療薬では薬物間相互作用に注意を (日経BP)
イタリアSalerno大学のValeria Conti氏らは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療に用いられた様々な薬の薬剤間相互作用(DDIs)がもたらす有害な影響を調べる系統的レビューを行い、現時点で利用が可能なDDIsチェッカーを用いれば、全てではないもの、実際に生じたDDIsによる有害事象や薬物有……
SGLT2阻害薬ダパグリフロジンもHFpEFに有効 (日経BP)
英国AstraZeneca社は5月5日、左室駆出率(EF)の保たれた心不全(HFpEF)患者を主たる対象にSGLT2阻害薬ダパグリフロジン(商品名フォシーガ)の有効性・安全性を検討した国際共同第3相試験DELIVERに関して、主要評価項目である心血管死亡または心不全悪化の複合アウトカムが、統計的に有意かつ臨床的……
OTC薬の過量服薬による救急搬送、コロナ禍で2.3倍に (日経BP)
首都圏の3つの救急センターにおける集計から、コロナ禍でOTC薬の過量服用が急増している実態が明らかになった。埼玉医科大学臨床中毒学教授の上條吉人氏らがこのほど取りまとめた。 集計の対象となったのは、上條氏が所属する埼玉医科大学病院臨床中毒センターに加え、国立病院機構災害医療センター救……
「患者の高齢化に合わせ透析の意義を再考した」 (日経BP)
2019年、「高齢腎不全患者に対する腎代替療法の開始/見合わせの意思決定プロセスと最適な緩和医療・ケアの構築(研究代表:柏原直樹氏)」が日本医療研究開発機構(AMED)長寿科学研究開発事業に採択された。これまでタブー視されていた、透析の見合わせや中止に関して公に議論するものだ。AMED研究班……
「医師はカネでしか動かない」になぜ怒らない? (日経BP)
認可されたものの一向に普及が進まないリフィル処方に対して、日経新聞は2022年5月2日、「リフィル処方の一律拒否を認めるな」という社説を掲載した。その中に「リフィル処方を拒む医療機関は収入源である再診患者が減るのがいやなのだろう」という表現がある。 その翌日の5月3日、日経新聞は医療のデ……
海外で癌治療を受けた芸能人の死で思うこと (日経BP)
今年2月に前立腺癌で亡くなった元祖御三家のひとりがオーストラリアに渡航して受けていた日本未承認の“最先端治療”、転移に対する177Lu-PSMA-617による「PSMA治療」については、今年3月に掲載した前立腺癌治療の最新動向を概説したインタビュー記事(ホルモン感受性、去勢抵抗性も前立腺癌は新潮流の……
オンライン診療を始める前に読む本 (日経BP)
オンライン診療を始める前に読む本 黒木春郎(著 1650円(税込み)/2021年12月発行 (株)中外医学社 TEL03-3268-2701 医療機関がオンライン診療を新たに導入しようとする際に必要な知識をまとめた書籍。国の制度としての位置づけや今後の見通し、課題を指摘しつつ、オンライン診療を成功させるポイン……
救急外来に潜む診断エラーをご存じですか (日経BP)
今回のテーマは救急外来(ER)における診断エラーです。ERにおける診断エラーの文献をPubMedで検索し、ヒットしたものを厳選してまとめました。皆様のER診療における診断エラーを減らす一助になれば幸いです。 ■著者 國友耕太郎(国立病院機構熊本医療センター 総合診療科) 坂本壮(地方独立行政法人……