[New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「仕掛学」。 非常時に邦人や家族を守る重要な使命、日本外交の最前線にある在外公館 コロナ禍で手洗いの励行やマスク着用など、いつもの行動パターンを変える機会が増えた。こうした「行動変容」を遊び心に訴えて促す「 仕掛……
東レ・ファインケミカル、接着剤原料を増強、23年度めどに新設備 ()
東レ・ファインケミカルは、事業の選択と集中を推し進める。国内で唯一手がけるポリサルファイドポリマー事業は、接着剤原料のエポキシ樹脂速硬化剤が海外のDIY市場拡大によりとりわけ好調で、千葉県の工場の専用設備を増設し生産能力を現状比3倍程度に高める。さらにメルトブロー不織布も医療用・産業……
マイシン、分散化臨床試験をワンストップで ()
MICIN(東京都千代田区、マイシン)は、病院に行くことなく治験に参加できる「分散化臨床試験(DCT)」に必要なサービスをワンストップで提供できる体制を敷く。DCTを構成する主な要素のうち、手つかずの訪問看護と治験薬配送に関しては外部連携を軸に対応する方針を固めた。すでに具体的な企業選定に……
備前化成、ニンニクエキス末、脳疲労対策に提案 ()
健康食品素材の製造販売などを手がける備前化成(岡山県赤磐市)は、新素材のニンニクエキス末や食品成分の機能を効果的に発揮させる製剤技術の事業展開を進める。ニンニク特有の健康成分「S-アリルシステイン(SAC)」を豊富に含む「SAC(サック)ニンニク」は、脳の疲労を和らげる原料として機能性……
古河電工、xEV製造にレーザー溶接提案 ()
古河電気工業は、電動車(xEV)製造向けにレーザー溶接の普及を目指す。青色、赤外線(IRAQ)ファイバーレーザーのハイブリッド加工機で、リチウムイオン2次電池(LiB)やインバーターのバスバーやモーター巻線の高精度・低スパッタ加工を提案する。純銅に加えてアルミ-銅のハイブリッド溶接などにも……
三菱重工業、多様な水素製造技術の実証を推進 ()
三菱重工業は水素エコシステム確立に向け、多様な水素製造技術の実用化を進める。同社は高砂製作所で高砂水素パークの整備に着手し、水素の製造から利用にいたる各種機器の試験・実証を順次実施することにしている。水素製造に関しては同社独自技術のほか、出資した欧米の企業の技術を採用する考えで実……
AZ、コロナ抗体医薬、年内に日本承認めざす ()
英製薬大手アストラゼネカ(AZ)の日本法人は17日、2022年中に新型コロナウイルス感染症に対する抗体医薬品の承認取得を計画していることを明らかにした。米国では昨年末、ウイルスに曝露される前のコロナ発症を予防する抗体療法として緊急使用許可された。日本では承認申請に向けて厚生労働省との協議……
脱炭素へ20兆円要請 今後10年 自民、政府に提言案 (毎日新聞)
自民党は17日、脱炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギー分野などに今後10年間で少なくとも計20兆円の財政支出を政府に求める提言案をまとめた。近く首相官邸に提出する。政府が10年間で官民合わせて計150兆円の投資が必要になると試算したのに呼応し、国による支援で産業界の投資を促す姿勢を示す……
診療報酬改定に振り回されない病院運営を (日経BP)
2022年度診療報酬改定では、地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料が大きく見直された。2014年の創設以来、普及が後押しされてきたが、今改定では機能の明確化が図られて転換期を迎えたのは間違いない。 具体的な改定内容を見ると、在宅復帰要件や自院の一般病棟からの転棟患者割合の厳格化、地域包……
UC新経口薬カログラ、6割超が処方に前向き (日経BP)
潰瘍性大腸炎(UC)に対する分子標的薬が近年、続々と登場しているが、2022年3月28日、さらに治療選択肢が増えた。新薬のカロテグラスト(商品名カログラ)が承認された上、フィルゴチニブ(ジセレカ)も適応拡大されたのだ。潰瘍性大腸炎に使用できる分子標的薬は注射薬が多かったが、これら2剤は経口……