塩化ビニル管・継手協会(JPPFA)によると、2021年度の塩ビ樹脂パイプ・継手の生産・出荷は前期に比べて増加した。コロナ禍で減少した20年度から回復した。公共投資に関連する上下水道用途の回復度合いに比べると、民需管材用途の回復は緩やかだ。ロシアによるウクライナ侵攻に端を発する原燃料の高騰……
三洋化成、におい可視化しソリュ提供、センサー活用 ()
【大阪】三洋化成は「におい」を可視化し、ソリューション提案を行うことで製品の付加価値を高められるといった従来にない市場をいち早く創出する。さまざまなにおいを嗅ぎ分けられる「匂いセンサー」を使用すれば、製品開発への寄与だけにとどまらず、工場での異常検知、果物の最適な収穫時期の把握、……
三菱電、プラント修繕へワイヤー金属3Dプリンター ()
三菱電機は、ワイヤー・レーザー方式の金属3Dプリンターをプラント修繕・改良に提案する。溶接用ワイヤーによる既製品への盛り付けと高精度な機械加工を組み合わせ、部品・部材の再生や高機能化を行う。配管や継手などの汎用金属から耐熱合金を用いるタービンブレードなど多彩な用途に対応する。受託加……
帝人メディカル、新製品投入で高成長継続 ()
帝人子会社で、生体内吸収性の医療機器を手がける帝人メディカルテクノロジーは、新製品を相次ぎ投入し、業容を拡大する。主力の骨接合材を顎顔面領域中心に展開するなか、歯科用骨再建インプラント材を上市し、歯科領域に参入。肩腱板の修復用部材の販売にも乗り出した。近年、製品群の拡充で業績を伸……
ロナプリーブは皮下投与でも有効 (日経BP)
米国Pittsburgh大学医学部のErin K. McCreary氏らは、本来は点滴静注で緊急使用許可を得ている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対するモノクローナル抗体のカシリビマブ・イムデビマブ(商品名ロナプリーブ)を、スタッフ不足で患者数増加に対応できないことから、やむなく皮下投与を行った患者に対……
限りある人手、時間… 在宅医療と「優先順位」 (日経BP)
在宅医療を受けている患者さんは、年々増えてきていると思います。 厚生労働省が発表している調査によると、2006年から2014年にかけてレセプト件数は3倍以上にもなっているそうです。うち、85歳以上が6割、75歳以上84歳以下が3割、つまり9割方が75歳以上の後期高齢者だそうです。私が診ている患者さん……
感染症患者の背景は3つの軸で考える (日経BP)
長崎医療センターの指導医である永井友基氏や仲間の医師、その医師らが教える研修医たちを中心にリモートで定期開催されている「みんほす!(みんなで楽しくHospitalistになろう勉強会)」の模様をお届けします。テーマは感染症で、本レクチャーの対象は初期研修医です。記事末尾に本勉強会の紹介もし……
酸性スフィンゴミエリナーゼ欠損症に対する世界初の治療薬 (日経BP)
2022年3月28日、酸性スフィンゴミエリナーゼ欠損症治療薬のオリプダーゼアルファ(遺伝子組換え)(商品名ゼンフォザイム点滴静注用20mg)の製造販売が承認された。用法用量は「成人または小児患者における用量漸増法(用法および用量の項参照)に従い、開始用量およびその後の用量を隔週点滴静注。維……
新型コロナ自宅死亡、555例の背景に見えること (日経BP)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の自宅死亡事例に関する全国調査の結果が公表された。2022年4月27日に開催された第82回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードで、厚生労働省が報告した。全国から集積された555例の患者背景から、見えてくる課題は何なのか──。 調査は、2022年1月1……
待ったなしの医師の働き方改革、これでいいのか? (日経BP)
4月23日、日本病院会の支部長会がオンラインで開催された。支部長会は、年に3回開かれる。今回は、オンラインでの開催となったが、今後は東京に行かなければいけないと思うと大変だ。 今回の支部長会は「医師の働き方改革をめぐる現状と課題」をテーマに、泉並木副会長の出席の下、各都道府県の支部長……