関節リウマチ(RA)は、多発性の関節滑膜炎と関節破壊を主徴とする全身性自己免疫疾患である。患者の受診動機は「関節の痛み・腫れ、こわばり」が多い。わが国では0.6~1.0%の有病率と推定され、女性に多く(男女比 1:3~4)、20歳代から60歳代の就労可能年齢に多く発症するため、社会的生産性にも影…
関節リウマチ(RA)は、多発性の関節滑膜炎と関節破壊を主徴とする全身性自己免疫疾患である。患者の受診動機は「関節の痛み・腫れ、こわばり」が多い。わが国では0.6~1.0%の有病率と推定され、女性に多く(男女比 1:3~4)、20歳代から60歳代の就労可能年齢に多く発症するため、社会的生産性にも影…