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 アルピーヌ・ジャポンの支援を受け、2ペダル車である『アルピーヌA110S』で2022年シーズンのJAF全日本ジムカーナ選手権に参戦している山野哲也が開幕3連勝を達成した。

 同カテゴリーにおいて、通算21度のチャンピオンを獲得している山野。“絶対王者”は今シーズン、オートマチック限定免許で運転できる2ペダル車両を対象としたクラス(JG10クラス)への参戦を開始し、それに合わせてマシンをアルピーヌA110Sにスイッチしている。

 そんな山野とアルピーヌは、3月12~13日に筑波サーキットで行われた開幕戦で圧倒的な強さを披露。A110Sのデビューウインを飾ると、翌4月の16日から17日にかけて開催された第2戦エビスで連勝を果たす。

 さらに、5月7~8日に広島のスポーツランドTAMADAで行われたシーズン第3戦では、奇抜なアイデアと攻めの走りでふたたび優勝し見事、開幕3連勝を飾ってみせた。

「アルピーヌA110Sの持つ高度なパフォーマンスを開幕戦から引き出すことができました」と語った山野。

「2ペダルクラスでの優位性はもちろん、3ペダル+ハンドブレーキのマシンをもしのぐ実力が備わっています。これはA110Sというクルマを何年もかけて強くしてきたアルピーヌの開発陣の努力の賜物です」

「全日本ジムカーナ選手権を通じ、最新の軽量ハイパワーミッドシップ車のハンドリングをモータースポーツファンに伝えることができとても幸せに感じます。シーズン後半もシリーズチャンピオン獲得を目指し全力で戦うことをお約束します」

 なお、山野は6月3~5日に富士スピードウェイで開催されるスーパー耐久第2戦『NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース』に参戦するため、同週末に予定されている全日本ジムカーナ第4戦名阪スポーツランドを欠場する。

 シリーズへの再登場は、6月25~26日に実施される第5戦オートスポーツランドスナガワとなる予定だ。

山野哲也がドライブするEXEDY 12D A110S
山野哲也がドライブするEXEDY 12D A110S