5月26日、スバルはFRスポーツカー『BRZ』において、ライティングスイッチの操作性を見直した一部改良モデルを発表した。
トヨタとスバルの共同開発によって誕生した『GR86』と『BRZ』は、クルマのベースを共有しながらも、それぞれの個性を際立たせる異なる走りの味を持たせることに注力されたFRスポーツカーだ。
モータースポーツにおいても両モデルの存在は欠かすことができず、2022年のスーパーGT GT300クラスには、両車両をベースとしたGT300規定の『トヨタGR 86GT』『SUBARU BRZ R&D SPORT』が群雄割拠のレースを戦っている。
市販車版のスバルBRZは、水平対向エンジンを搭載したFRレイアウトのピュアスポーツカーとなり、2012年に初代モデルが登場。『低重心』『軽量』『コンパクト』という特長を持つ水平対向エンジンを低い位置に搭載することで、世界トップクラスの低重心による優れたハンドリング性能を実現している。
そんなBRZは、現行型となる2代目モデルが2021年7月に登場したが、早くも一部改良が施されることになった。今回の一部改良モデルでは、ライティングスイッチの操作性が見直され、従来の“車幅灯/尾灯&オフ”で1ポジションから、“車幅灯/尾灯”と“オフ”が分けられ、2ポジションに変更が行われた。
スバルは「今後も、トヨタとお互いの強みを持ち寄り、さらに関係を深めることで、『もっといいクルマづくり』の可能性を追求していきます」としている。BRZの詳細についてはスバルの公式ホームページ(https://www.subaru.jp/brz/brz/)まで。