水素エンジンや女性の活動など『モータースポーツ技術と文化』をテーマにした講演会が7月14日開催へ

　JSAE自動車技術会による『自動車技術会フォーラム2022』が、7月11日から14日にかけて開催され、会期の最終日にあたる14日（木）14時から『モータースポーツ技術と文化』をテーマにした講演が行われる。

　自動車技術会フォーラムは、公益社団法人JSAEが毎年開催している講演会だ。ここでは専門知識を持つ技術者に限らず、最新の自動車技術動向や自動車に係る社会システム全般に関心があるすべての人を対象に、この分野の技術および自動車産業の最新動向や将来の展望を紹介している。

　14日木曜の14時から17時30分にかけて開かれる、『モータースポーツ技術と文化』を題材としたオンラインでの講演は、フォーラム全体で20あるプログラムのひとつ。自動車技術会モータースポーツ部門委員会では、より多くの方々に参加してもらえるよう、2021年度に続き今年もこれまでのシンポジウムと同様の講演をフォーラムで実施する。

　その中で同委員会は、“100年に一度”と言われる変革期にある自動車産業において、「モータースポーツが新潮流の中でどのような役割を担うべきか」とのテーマで提言を行うとしている。

　また、講演会では一般報道でも取り上げられるなど注目度の高い水素燃焼エンジンについての講演やEV（電気自動車）モータースポーツ、女性のモータースポーツ活動、最新のスーパーGTに関する講演が予定されている。

　そんな自動車技術会フォーラムはJSAEの会員、非会員を問わず誰でも無料で聴講可能だが、参加には事前申し込みが必要となるためご注意を。なお、受付開始は2022年5月末からとなっている。詳しくはJSAE公式サイト内『自動車技術会フォーラム2022』のページ（https://www.jsae.or.jp/02event/forum.php）まで。

■テーマ『モータースポーツ技術と文化』　プログラム（予定）