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余命わずかの人に寄り添う“終末期ケア”の悲痛。生きた証が消えていく
◆人生の終末期を支える「ターミナルケア」とは

「ターミナルケア」という言葉をご存知だろうか。病気などで余命わずかになった患者に対して、延命治療は行わず、残された人生の質の向上を目指す介護のことである。以前は延命治療が主流で、いかに長生きさせるかに焦点が当てられることが多かったが、近年は延命治療を行わず、穏やかに余生を過ごす選択をする人が増えているという。

 ターミナルケアを行うヘルパーは、身…