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日本における癌死亡率第1位である肺癌の治療は、この十数年で大きく変貌を遂げた。 EGFR-TKIであるゲフィチニブがEGFR変異陽性の進行肺癌に高い有効性を示し、肺癌の分子標的薬時代が始まった。さらにEGFR-TKIの進歩が、EGFR変異陽性肺癌の予後を大きく伸ばした。次いでALK転座が新たな分子標的として…