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 4月24日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた2022年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースのJSB1000クラスのレース2を終え、表彰台に登った中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)、岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)が戦いを振り返った。

中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2022全日本ロード第2戦鈴鹿2&4 JSB1000 レース2
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2022全日本ロード第2戦鈴鹿2&4 JSB1000 レース2

■中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM(レース2:優勝)
「雨のレースになりました。(渡辺)一樹選手が速かったので、正直ついていくのがやっとでした。SC(セーフティーカー)が入る前は、自分のミスもあって少し離されかけていました」

「SC後はすぐに前に出たかったのですが、自分もリスクがあってすぐには出られず、でもタイヤが温まってくると一樹選手が速いというのは分かっていたので、タイヤが温まる前にパスをして、ブロックラインを走りました」

「今日は一樹選手が速かったけれど、その中で抑えきることができてよかったですし、優勝できてホッとしています」

渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)/2022全日本ロード第2戦鈴鹿2&4 JSB1000 レース2
渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)/2022全日本ロード第2戦鈴鹿2&4 JSB1000 レース2

■渡辺一樹/YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN(レース2:2位)
「また2位かっていう気持ちが正直あります。でもやっとレースらしいレースができました。中須賀選手に抜かれた後に、もう一度トライできたのは進歩かなと思います」

「雨のコンディションで苦労してる中、木曜日のウエットだった1本の走行だけでチームがいい車両を用意してくれました。今日は朝フリーから手ごたえがあり、今シーズン一番のチャンスだと思っていました」

「ただ、SCが入ったことでリズムが崩れてしまった。でもこれもレースです。見ていて楽しんでもらえるレースができたからよかったかなと思います。次もみんなに喜んでもらえるようなレースにしたいです」

岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)/2022全日本ロード第2戦鈴鹿2&4 JSB1000 レース2
岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)/2022全日本ロード第2戦鈴鹿2&4 JSB1000 レース2

■岡本裕生/YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2(レース2:3位)
「結局、最終的には昨日と同じ内容になってしまって、トップ2台には離されてしまいました。朝フリーでは雨の手ごたえがあったのですが、スタートで大きなミスをして、かなり後方に下がってしまいました」

「そこからは焦りもあって、抜いてもミスをして抜き返されたりと繰り返してる間に離されてしまいました。SCで長い隊列になり、自分は5、6番手にいたのですが、リスタート後に前に出るのに手間取って、初期段階で離されてしまいました」

「たらればですが、スタートを決めて前の列に加われていたら、もっといいレースができたという自信はあります。次はもっといいいレースができるように取り組みたいです」