4月23日、2022年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースのJSB1000クラス予選が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、中須賀克行（YAMAHA FACTORY RACING TEAM）がダブルポールポジションを獲得した。
鈴鹿8耐トライアウトも兼ねた大会。2輪はJSB1000クラスのみの開催ながら、エントリーは60台に上った。
練習走行が行われた金曜日から気温が上昇し、初夏を思わせる空気に包まれた鈴鹿サーキット。予選が行われた土曜日は、朝から薄雲に覆われていた。それでも薄陽が射し、心地のいい風が吹いていた。
朝一番にスケジュールされた予選。二組に分かれ、30分ずつのタイムアタック。A組はディフェンディングチャンピオンでランキングリーダーの中須賀と、ランキング2位で追いかける渡辺一樹（YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN）というトップ2が出走した。
中須賀はセッション開始10分程度で2分05秒台に突入。セッション残り5分で2分04秒台をマークして独壇場。対する渡辺は2番手につけたもののタイムは2分06秒台にとどまる。
B組はJSB1000ルーキーながら開幕戦で表彰台を獲得して大注目の岡本裕生（YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2）が出走。着々とタイムを詰めるが、2分07秒台どまり。B組トップは亀井雄大（Honda Suzuka Racing Team）の2分06秒651。濱原颯道（Honda Dream RT SAKURAI HONDA）もセッション終盤に2分06秒台をマークして2番手につける。
総合でも中須賀が圧勝のポールポジション獲得。渡辺、亀井がフロントロウ獲得となった。