全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦は4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで12周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)が太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)とのバトルを制し、今季2勝目を飾った。
スーパーフォーミュラの公式予選の後、16時30分にスタートが切られたスーパーフォーミュラ・ライツ第4戦。スタートでは、ポールポジションの小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)、2番手の太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)ともに好スタート。3番手の野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)が続く。
一方、4番手スタートの古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)にはアウトから木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が並びかけるが、古谷が4番手をキープ。木村、平良響(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)、菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)と続いた。2周目にはジワジワと小高が太田とのギャップを広げ始める。
上位陣の争いは序盤から膠着した展開となったが、白熱したのは平良響(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)と菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)の6番手争い。5周目には菅波が1コーナーでアウトから平良をかわし、得点圏内に浮上していった。
ただ7周目、小高がデグナーでわずかにコースアウトを喫したことから、トップの小高と2番手の太田、さらに4番手の古谷と5番手の木村が接近しバトルになっていく。ただ上位の順位は最後まで変わらず、小高がポール・トゥ・ウインで今季2勝目。ランキング首位に浮上した。ただファステストラップは2位の太田が獲得している。
3位は野中、4位は木村を退けた古谷という結果に。5位に木村、菅波が6位となった。マスタークラスは今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が飾った。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第4戦鈴鹿 決勝結果
Pos. | No. | Driver | Car | Engine | Laps | Grid | Qualify |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 37 | 小高一斗 | Kuo モビリティ中京 TOM’S 320 | トムスTAZ31 | 12 | 1 | 1’51.450 |
2 | 2 | 太田格之進 | HFDP WITH TODA RACING | スピースA41 | 12 | 2 | 1’51.788 |
3 | 35 | 野中誠太 | PONOS Racing TOM’S 320 | トムスTAZ31 | 12 | 3 | 1’51.939 |
4 | 36 | 古谷悠河 | Deloitte. HTP TOM’S 320 | トムスTAZ31 | 12 | 4 | 1’51.988 |
5 | 1 | 木村偉織 | HFDP WITH B-MAX RACING | スピースA41 | 12 | 5 | 1’52.087 |
6 | 50 | 菅波冬悟 | Byoubugaura B-MAX Racing 320 | スピースA41 | 12 | 7 | 1’52.304 |
7 | 38 | 平良響 | Kuo モビリティ中京 TOM’S 320 | トムスTAZ31 | 12 | 6 | 1’52.247 |
8 | 10 | 元嶋成弥 | Rn-sports 320 | スピースA41 | 12 | 8 | 1’52.692 |
9 | 63 | 平木玲次 | HELM MOTORSPORTS 320 | 東名TB14F3 2020 | 12 | 9 | 1’53.751 |
10 | 62 | 平木湧也 | HELM MOTORSPORTS 320 | 東名TB14F3 2020 | 12 | 12 | 1’54.433 |
11 | 4 | 今田信宏(M) | JMS RACING with B-MAX | スピースA41 | 12 | 10 | 1’53.977 |
12 | 30 | DRAGON(M) | TEAM DRAGON B-MAX 320 | スピースA41 | 12 | 11 | 1’54.302 |
13 | 11 | 植田正幸(M) | Rn-sports 320 | スピースA41 | 12 | 13 | 1’55.982 |
天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:太田格之進(HFDP WITH TODA RACING) 1’53.223 4/12