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わが国では本疾患を「五十肩」と呼ぶように、明らかな誘因なく50歳前後から発症する拘縮を伴う肩関節痛を凍結肩という。発症頻度は人口の2%であるが、糖尿病を合併すると13%に増加する。歴史的には、肩関節周囲炎という病名で1872年にDuplayが報告し、その後原因を肩峰下滑液包の癒着と考えたCodman…