5月21日、大分県のオートポリスで行われた2022MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACEのJSB1000クラスのレース1を終え、表彰台に登った中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)、渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)が戦いを振り返った。
■中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM(レース1:優勝)
「予選がレインコンディションとなったので、決勝に向けてリズムを作りにくい感じだったのですが、やはり地元のレースということもあって、緊張もしましたし、スタートから集中して、落ち着いて走ろうと決めていました」
「鈴鹿2&4とはスーパーフォーミュラライツとのスケジュールが違っていて、ライツの決勝後のレースになっていて、思ったよりもコンディションが違ったので、タイムも上げすぎずに、マネージメントしながら、最後までしっかりアベレージを刻むことができたので、コンディションの変化にも対応することができました」
「落ち着いて、地元でまずは1勝することができて、非常によかったなと思います。明日は天気予報的には今日よりも暑くなりそうですが、レース1より3周長いレースになるので、また、少し違ったレース展開になるだろうし、レース1は不運にも亀井選手がスタートできなかったですが、明日はポールポジションからいいスタートを切って来ると思うので、また展開は変わって来るのかなと思いますし、そこを慌てずに、集中してやるべきことをやっていきたいと思います」
■岡本裕生/YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2(レース1:2位)
「JSB1000でオートポリス走るのが昨日が初めてだったんですけど、セッションごとに着実にタイムを縮めていくことができ、タイヤなども少しずつテストできるようになってきて、毎セッション、勉強しています」
「JSBではこれまで一度も転倒していませんでしたが、今日の予選で初めて転倒してしまいました。スピードの高い場所での転倒でしたが、チームのみなさんのおかげでレースができ、表彰台に立つことができたので感謝しています。明日のレースまでにチームとしっかり話し合って、今日よりは着実にいいレースができるようにしたいです」
■渡辺一樹/YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN(レース1:3位)
「まず、グリッドに着けたこと、戦闘力のあるバイクを持ち込んでくれたチームに感謝したいです。いろいろな方の協力で出走することができました。今日のレースは苦しい部分もあって、タイヤの摩耗と共に、人間の抑えが効かず、それでバイクが暴れる場面もあったと思います」
「最後にもうひと頑張りしようとペースを上げようとしたのですが、抑えが効かなくて、第2ヘアピンでオーバーランしてしまいました。後ろとの差があったので、表彰台をキープすることができてよかったと思います」