全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE初日となるART合同走行が5月20日(金)に行われた。オートポリスの2&4レースは、2019年以来、3年ぶりの開催となる。
初日は、曇り空で、風は肌寒いくらいのコンディションだった。路面もスリッピーだというライダーも多かった。トップタイムは中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が記録。2番手に亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)、3番手に濱原颯道(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)が続き、トップ3が1分48秒台をマークした。
「今年、初めてオートポリスを走るので、2022年仕様の足回りに合わせてアジャストする作業に終始しました。そのなかで、いい感触もあったので、その辺を土曜の予選、そしてレース1につなげていきたいですね」と中須賀。
2番手の亀井もSUGOテストからの好調をキープしている。「ニューパーツがしっかり機能してくれたので、いい状態ですね。ただアベレージをもうワンランク上げていきたいので、予選では、1秒ほどタイムを上げたいですね。うまくソフトタイヤを使いたいところです」
4番手に岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、5番手に名越哲平(SDG Honda Racing)と続き、渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)はSUGOテストの転倒の影響と3年ぶりのオートポリスということもありタイヤ選択からのスタートとなり6番手だった。